資生堂タクティクスコロンを買った:TACTICS

昔ながらのタクティクスの瓶

もう一度あの匂いをまとってみたい。というより、今の自分だったらタクティクスの価値が分かり納得して愛用することができるんじゃないかと、そんな思いから今回この香水をポチる事に至ったのでした。

知る人ぞ知る個性ある容器は今の時代でも充分通用しうるものです。

この香水はスプレー式ではなく、キャップを取って本体を逆さにし中身を滴下させるタイプです。

家に大人の香りが届くとき新しい自分が始まる‥なんちゃって

記憶では、タクティクスのボトルというか入れ物は大きいのと小さいのがあったはず120mlというのが売れ筋らしく検索すると簡単に出てくる。若い時なら小さいパッケージで十分と考えたかもしれないが、大人になった今は器について迷うことはなかった。いや、この大人の香りに器の小ささを関連させてはいけないと感じたのでした。

配送用の段ボール

届いてみると、さすが某通販サイトだ箱がデカすぎる。しかし私はたった今、器についてゴタゴタ言わないと決心したばかり。「所詮は他人の器の話で自分は自分らしくあればいい」そう自分に言い聞かせ素早く箱を開封するのでした。

コレだよねこの黒い箱にゴールドのロゴ

思い返してみれば、自分の中でもタクティクスはオジサンの香りという位置づけではなかった。鼻を突く臭いがして、なんでこんなの売って金とるんだというオッサン向けの香水は他に存在していた。

そしてこのタクティクスコロンは、それらとは違い時が来れば挑戦してみたいと思わせる香りだったと記憶している。けして美化された記憶ではなく強い憧れとして残った記憶だった。

黒い化粧箱

黒い艶出しの箱に金色のロゴが光る。無言で「大人用だぞ」と語りかけているようだ。

早速小箱を開けてみる

なにか本物を手にできたという満足感を感じます。

白い瓶にゴールドのロゴ

瓶というか容器を正面からまじまじと見てみましょう。

ロゴの中央はTACTICSのTの字なんですね、四角の数は全部で36個(ちなみに私の持ってる国家資格は10以上)あります。

下に配置されたCologneの文字が可愛らしい。

ちなみに、キャップのフチが色違いの赤のものはヘアトニックです。

グローバルな香水と理解してよいことでしょう

一見陶器のように見えるこの容器は硬質のプラスチックのようです。

瓶の背面

国内販売は資生堂ですが原産国はアメリカだそうで、TOKIYO-NEW YORK-PARIS-MILANOと書いてあります。

なるほど、これを付けていれば金髪の美女にも男の魅力をアピールできるって理解でいいでしょう。

箱の中にはちょっとした説明書きも

高級菓子の箱に入ってそうな小さな案内書きが箱に入っていて、これも黒塗りの表紙にゴールドを意識したオレンジ調の紙が使われています。

同梱されている取扱説明書

少し覗いてみますと

  • インターナショナルメンズフレグランス
  • 男の余裕を感じさせるパッケージ

などの見だしが書かれてて読んでみると「現代の女性をも魅了‥」とか書いてあるではないですか。インターナショナルな存在を演出できて、それでもって若い女にもモテてしまうという良いこと尽くしのコロンであることが分かります(少し妄想がはいりましたが)。

キャップを開けたタクティクス

タクティクスコロンは瓶のキャップを取り逆さに振って手のひらなどに滴下させて使っています。

先を下に向けないと出てこないので、服に直接つけたりは使い勝手が良くないこともあるかもしれません。

さて、大人の男に希望が見えてきたようです。見かけの堪能はこれくらいにして大人の香りとともに早速街へ出ようと思います。