男性が理髪店で髪の毛を切ってもらう際に、「もみあげはどうしますか?」などと聞かれることがあると思います。
このとき、自分の理想とする「もみあげ」の形を事細かに伝える人ってどれだけいるのでしょう。
詳細に要求する必要がなさそうな「もみあげ」の長さですが、その仕上がりの納得度というのも、また微妙なものなのではないでしょうか。
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もみあげには丁度良い長さが要求される
もみあげの長さの善し悪しは、本人が気に入った長さで良いことでしょう。
少し考えれば分かることですが、その本人が気に入った長さというのは、髪の毛全体の長さに比例したりするものではなく、髪型だったり顔の形から判断して有る程度固定されたサイズであることは間違い合りません。
最低限の身だしなみを整える意識がある方なら、伸びすぎてしまったもみあげは自分でカットしてしまうことでしょう。
そのことを考えると、もみあげは髪全体と同様の扱いをする必要はない部分で、床屋へ行く数週間前の状態へ繰り上げる必要はないところです。
長さは自分で調整可能
もみあげの長さは鏡で見れば自分で整えることが可能です。
毎朝髭を剃る習慣がある男性なら、そのときにもみあげも手入れすることはあることでしょう。
こうして自ら手入れしてあるもみあげを、その日の内にさらに床屋で切られる必要はまったくありません。
顔を洗わず、髭も剃らずに床屋に出かけたとかなら分かりますが、そちらほうが少数はではないでしょうか。
床屋さんの重罪
整った頭髪とともに、もみあげに要求されるのは世代に見合った整え方と若干の流行りがあると思われます。
ところが、髪切りのプロである床屋がこのことになんと疎いことでしょう。
歳を重ねた大人でも極端に時代遅れの処理をされたら、街を歩くのも恥ずかしい気分になります。
床屋がもっとも気をつけなければならないのは、本人の希望よりも短くしすぎてはならないということです。
髪は切って格好良くなったのに「もみあげ」だけは丁度良い長さに伸びるまで数日待たされるとかもってのほかです。
切るのは自分でも出来ますが、直ぐにのばすことはできません。
これは、床屋が絶対にしてはならないことですが平気でやらかす床屋がなんと多いことでしょう。
プロとしてこれに気づかないのは重罪と言っても過言ではありません。
「もみあげはどうしますか」にどう答える?
さて、切りすぎたもみあげについて散々床屋さんのせいにしてきましたが、これを回避する手段を考えてみます。
床屋さんがいう「もみあげはどうしますか?」の問いかけに対して最も優れた回答はと言えば「自分で整えるのでそのままにしてください」が一番かも知れません。
ただこの場合、もみあげは全く手入れされない雑な状態になるので、その日はまっすぐ帰宅する必要がありそうです。
ならば一番の理想は「長めにしてください」あるいは「普通より長くしてください」が良いでしょう。
これで、どうしても長いと思うならそのときは少しだけ手直ししてくれと伝えれば良いです。
まあ、現実的にそこまで細かい注文を出せる方は理髪店そのものを吟味して選んでいるでしょうから、こと「もみあげ」の処理に細かい注文は要らないかもしれませんが…。
以上、床屋さんでのもみあげ処理が納得できないことについて書きましたが、そう気にはならない部分でも放置すれば定期的に繰り返される長期的な問題になることは間違いありません。
たまには、床屋さんとのコミュニケーションに一工夫してみるのも良いかも知れません。