コンビニの地域限定メロンパンの包装が普通なことについて

コンビニの地域限定メロンパン

最近コンビニで売っている変わり種のメロンパンが気になりました。

多くの菓子パンで用いられる透明パッケージの外装に「地元で人気ブランドのカフェオレ使ってるよ!」と言う意味で丸く小さなシールが貼ってあるのですが、これが地元民の気を引く仕掛けというわけです。

酪王カフェオレクリームのメロンパン

商品名は「酪王カフェオレクリームのメロンパン」ですが、実はこれ地元限定の商品名で他県では「酪王」の文字が付きません。

酪王カフェオレクリームのメロンパン包装

地元ブランドの小さなシール

酪王のシール

酪王カフェオレは福島県では名の通った酪王乳業(株)が出している地元民に人気のカフェオレです。

酪王のカフェオレ

ちなみにこれが酪王カフェオレという乳飲料。

地元ではコンビニなどで買えます。

パンに挟まれたカフェオレクリーム

表面の見た目はいたって普通なメロンパンです。

ちぎった酪王メロンパン

このクリームに酪王カフェオレが入ってるぞ!というわけであります。

パンの中のカフェオレクリーム

正直、メロンパンや酪王カフェオレの熱烈なファンではないので一般ウケがどうか分かりません。今後復活なしのお蔵入りになれば過去にこんなメロンパンがあったという伝説にはなりそうです。

他県に行けば中身がカフェオレの変わり種メロンパン

ノーマルな商品包装

他県のノーマルタイプでは四角いラベルにも酪王の文字がありません

同じメロンパンが他県の店では普通に「カフェオレクリームメロンパン」という違う名称です。

ノーマルなカフェオレクリームのメロンパンを千切ったところ

ノーマルも同じようなカフェオレクリーム

表面もそうですが、中身は見ただけでは区別がつきません。

味ももちろん「酪王ブランド」のファンでなければ区別が付かないことでしょう。

少しの付加価値で興味を引く方法

何かを売り込みたいときに、少しのインパクトで済ませることができるか規模が大きな仕掛けが必用かは、その企業のブランド力にかかっている部分が多いことでしょう。

だからといって、中小企業や個人がそれを採用しない手はありません。
もしかしたら、大ウケするかもという期待だけはできます。ちょっとの望みというのは以外にモチベーションに繋がります。

カフェオレメロンパンは中身に少々オリジナル性を持たせた品に、小さなシールをペタっと貼っただけでした。

マンネリ化した日常には、ほんの少しの付加価値が必用なのかも知れません。

今回は珍しくサイトタイトルに沿った社会的な話題について書いてみました。仕事前のちょっとした時間を生かす朝のヒントにいかがでしょうか?