寒い季節になると日課のジョギングにも暖かい格好で出かけることになります。あまりモコモコに着込みすぎると走るのに体を動かしにくく、薄着だと体が暖まるまでに時間がかかってしまいモチベーションの低下につながりかねず調整が難しいものです。
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ファスナーの左右の組合せが通常と逆だったウェア
もうだいぶ使い込んで、そろそろ買い替えどきかなと考えているジョギング用のウェアがあります。ジャンル的にはウィンドブレーカーと呼んでいいトレーニング用の防寒着ですが、このウェアのファスナーは左右の構造が通常とは逆になっていてます。
このウェアは明らかにメンズもののモデルとして陳列されていた中から選んだ品で、結論から言うと女性物だからといって右側につまみというか取っ手がついてたりはしないようです。
調べてみると、どうやらアメリカ向けで作られたウェアにはこの手の右側つまみが多いらしく珍しいものではないようですが、私としては初めてお目にかかるもので試着ぐらいはしたものの羽織っただけでサイズがピッタリだったのですっかり安心して購入したものでした。
ファスナーが逆でも心配要らないことへの納得がいく説明とは
そんなわけで、この国外仕様に気づいたのは家へ持ち帰った後でした。どうしたものかとしばらく悩んだあと、とりあえず購入した大手のスポーツ店へ電話して聞いてみることにしました。
電話では新入りとみられる店員さんが対応してくれましたが次のような回答です。
以下やり取りの要約
自分:ファスナーのつまんで動かすほう(スライダー?)が逆についてるんだけど、これ女性物なの?
店員:(少々お待ちください。のあと…)外国製のものにはよくあるファスナーなのでメンズもので大丈夫だと思います。
自分:思いますじゃなくてちゃんとメンズものだと安心できる根拠を話してほしいんだけど…
店員:(少々お待ちください。のあと…)すみません上司に確認したらメンズもので間違いないということでしたので大丈夫です。
自分:あぁ…
まあ、新入りの店員さんにとっては信頼できる上司の発言は客に納得してもらえる一番の根拠だったのでしょう。これ以上細かい話をしては返ってこちら側がおかしなクレーマー扱いにされかねませんので、あとは電話を切って後日返品に出向くかどうか判断することにします。
私としては、「メーカーの資料によれば特に女性物として販売されているものではないようですのでご安心ください。」といった類の返答を期待していたのですが確認は諦めることにしたのでした。
その後、安い買い物ではなかった割には返品に出向く時間も取れず(やや面倒な気持ちもあり)そのまま使用に至ることになります。
使い込むうちに気にならなくはなるものの
距離を走り込んできた今はなんとも思いませんが購入した当初は随分気になりました。今となっては、問題のファスナーはくたびれてしまっていて、裾を変に引っ張ったりすると下から開いてしまいます。
ファスナーの左右が逆だったところですれ違う人へ違和感を与えることは全くないでしょう。それに、こんな小さな部分に他人が興味を示すなど全く考えられません。気になる気にならないは本人次第ですね。
コアなナイキファンには当たり前の組み合わせかもしれませんし、デザイン重視でウェアを選ぶなら今後も同じファスナーを使うことにもなりそうです。
いずれにしても、この先スポーツウェアに限らず衣服を試着する際にはファスナーの開け閉めもしっかりチェックしておきたいものです。