軽自動車のノーマルタイヤ(14インチ)を手組みで交換してみました。
納車時から使用したBluEarthから同じヨコハマタイヤの「ECOS ES31」155-65R14への交換でN-ONEの純正ホイールへ組み込みます。
※作業に当たっては安全性確保のため専門知識が必要です。以下の記録は手組について同様の作業を推奨するものではありません。
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純正ホイールからの取り外し
最初にホイールから古いタイヤを外していきます。
タイヤのエアーを抜く
タイヤを外す前にバルブの芯を緩め中の空気を抜きます。
全部抜けきったところでバルブコアを取り出します。
ビードを落とす
エアが抜けたタイヤをビードブレーカーにセットしてビードを落とします。
これを使わないとリムにハマっているタイヤの耳がなかなか外れません。
続いて、タイヤレバーを使いビードを表に出していきます。今回はタイヤレバーで傷が付きににくくするためリムプロテクターを使ってみました。
やはりヨコハマタイヤは作業しやすいです。この状態でも外せそうですがタイヤレバーをもう一本入れます。
後の組み込み時にはビードヘルパーを使っていますが、取り外しの時にも使えば作業が楽かもしれません。
作業にはタイヤレバーを3本用意しておけば間違いないでしょう。
内側からホイールを押し出す
タイヤからホイールを取り出すには残った内側のビードとリムの間にタイヤレバーを入れてテコの原理で押し出します。
このとき使い古しのタオルなどを間に挟めばホイールにつく傷が少なくて済みそうですが作業後に気づきました。
画像のようにレバーをかけた状態でゴムハンマーなどでタイヤを軽くたたくとホイールがポロリと抜けます。
目立つ傷がない状態で取り出せたホイールです。
他3本もこの程度で済ませたいところですね。
タイヤバルブの交換
長年使用したタイヤを交換する際にはタイヤバルブも交換してしまいましょう。
新しいバルブの装着については別記事にまとめてあります。
完成後に新しいタイヤでバランスを取り直してもらうので、バルブの付け替えと同時にリムに挟んであるウエイトも外してしまいました。
新しいタイヤの組み込み
ホイールに新しいバルブが付いたら、いよいよ新しいタイヤを組み込む作業に移ります。
作業に当たってビードワックス(ビードクリーム)をタイヤ両面のビードに塗ります。
ビードヘルパーの利用
先に、寝かせてある新しいタイヤに、バルブ側を下にしてホイールを斜め方向から押し込んでいきます。
この時点で、タイヤの軽点とバルブの位置は合わせておいた方が良いでしょう。
画像のように手前側にビードヘルパーを2つ設置しホイールの内側にビードを一時的に固定させます。
タイヤレバーでビードを入れる
ビードをめくり上げた時をは逆の要領で、今度はリムの内側にタイヤレバーで入れていきます。
今回はビードヘルパーを使っているせいか、2本目のタイヤレバーを外側に向けた時点で完全にビードを入れることができました。
ビードヘルパーを使わなかったときは、タイヤの手前部分を両足で踏み込んでビードを落としながら作業をしていたので大変でしたが格段に楽になっています。
ビードを上げる
上の手順で4本すべて組み上がったら、エアーコンプレッサーを使用してビードを上げます。
エアーコンプレッサーが無ければ、ガソリンスタンドやカーショップに持ち込むなどしてビードを上げてもらいます。
このとき、有料にはなりますがホイールバランスの取り直しを依頼しておけば安心です。
今回の作業、綺麗な純正ホイールに傷が付くのが心配でしたが、工具がほぼ揃っているので自分で作業してみました。
ホイールに多少の傷は付きましたが、純正ホイールも一度経験したおかげでコツが分かったので次回からは傷は少なく小さく済みそうです。
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