一般の家庭用に使いたいDIY用の工具にはどんなものを、どこまでの範囲で揃えればよいか悩むところです。
昨今では断捨離という言葉が広まっている中でDIYへ使う工具も厳選して揃えたいという思考が求められることでしょう。
家庭に揃えておきたいDIYの工具
DIY用の工具をやたら増やし過ぎないようにと努めても趣味でDIYに目覚めてしまうと、ついいろんなものを買ってしまいがちで難しいのが実情です。
そんなとき一つの基準となるのが、住宅設備のトラブル対応で使えそうなものをあらかじめ用意しておくという手があります。
例えば、配管の漏れやネジのゆるみという目で見て解決できそうな簡単な処置に使えそうなスパナやドライバーなど一般的なものから揃えておくと良いかもしれません。
DIYの作業そのものについても、何かを一から作り出すのはハードルが高いのと、故障やトラブル用では必要に迫られる場面というのもあり得ます。
もれなく揃えたい工具
まず一般住宅で起こりやすい住宅関連(備品を含む)のトラブルはねじやボルトの緩みではないでしょうか。
これらの緩みを増し締めするために、ドライバーやスパナなどがあると助かります。
一方、金槌(玄翁)などは現在の住宅で釘の頭が飛び出てくるなどのトラブルがないため、必要だと判断される場合には準備しておくというスタンスで良いのではと思います。
ドライバーは電工ドライバーが使いやすい
広く浅いレベルでDIYを経験してきての話ですが、ドライバーについては電工ドライバーが一番手に馴染み使いやすいと感じています。
というのも、電気工事士を取得するために揃えた電工用のドライバーは、そのまま自分の工具箱で活躍することになり他の種類のドライバーを使いたいとは思わなくなってしまいました。
また、貫通ドライバーなどは目的もなく所有していると、電気を扱う際に不意に充電部にふれると大変なことになったりも考えられます。
そんなことから、電工ドライバー以外のドライバーを使用することは稀ですが今のところ特に不便に思うことはありません。
充電式のドリル(ドライバー)があると便利
もしDIYに興味があるなら、充電式のドリル・ドライバーがあると便利に感じる場面が多いです。
DIYに限らず、他の趣味でも物に穴をあける加工や修理は意外と多いもの。
そんなとき、充電式のドリルがあれば作業が捗り、たくさんのネジを緩めたり締めたりするときもドライバーをして使えれば作業性が向上します。
私的には、充電ドリルはDIYを楽しむ人にとって工具の王様であり憧れのような存在だと思っています。
そして、一流メーカーの充電ドリル・ドライバーを所有することができればDIYや趣味へのモチベーションが一段と上がることでしょう。
使用頻度が低くなりそうなモノは借りる
DIYで特別な作業に興味を持ってしまった時に、どうしても専用工具が欲しくなってしまうことがあります。
エアコン設置などに使う真空ポンプなどが当てはまります。
セット売りで販売されている真空ポンプとゲージマニホールドのレビュー
どうしても用意しなくては作業にならないものですが、高価でその作業が済んでしまうとその後は当面用がないであろうこうした工具は借りてしまうと言いう手があります。
また、やっぱり自分のものとして使いたいときは、新品を買って要らなくなったらフリマアプリなどで売ってしまうという方法もあるでしょう。
こうした趣味に使う道具を揃えることは広い意味でDIYの楽しみの一つでもあるでしょう。
愛着のある工具なら磨いているだけでも充実した時間を過ごすことができそうです。
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