車のワイパー交換用にリテーナー無し替えゴムだけで売ってる製品を試す

新しいワイパーのゴム

車のワイパーを自分で交換するとき、カーショップやホームセンターで売っている交換用ワイパーを使うと細い板状のリテーナーがセットになっています。

そして、ワイパーゴムを新しいものへ付け替えるたびにセットで交換していたこの細い金属板には損傷や劣化がほとんど確認できないように思います。

「リテーナー無し替えゴムだけ」の製品を購入

ワイパーゴムとセットになっているリテーナーは汚損や変形もないまま捨てられるのが毎度となると、ゴム部分だけで販売されている製品があれば、そちらを使ったほうが経済的というか資源の再利にもなると判断します。

そこでネットショップを中心に探してみると、替えゴムだけで販売されている交換用ワイパーを簡単に見つけることができました。

包装された3本のワイパーゴム

早速購入してみると注文から3日ほどで画像の商品が送られてきました。

リテーナーが付属しないため細長いパッケージではなくA4サイズほどの封筒に入ってネコポスでポスト受け取りで到着しています。

ゴムだけで購入できたワイパー

取り出しても大きな曲がりはない

これは受け取る側としても玄関前に高さがある荷物を置き配してもらうよりポストに入ってスマートに受け取れます。

純正互換品のワイパーゴムをチェック

長さをチェック

今回購入したのはホンダN-ONE(JG1)用のワイパーで前後で3本セットのもの。

販売サイトでは純正互換品と表記されていましたが、おおよそのサイズをチェックしてみました。

取り付け場所 サイズ
フロント運転席側 475mm
フロント助手席側 374mm
リア 350mm

純正品や良く知られたメーカーの製品ではないのでサイズがピッタリではない模様です。(実際にリテーナーを入れてみると助手席用が少し短めでした)

フロント側2本はストッパーがある

形状は純正品とほぼ同じで、フロント用の2本ではアームの軸(モーター)側に抜け止めが施されています。

フロント側2本の先端

先端の方は目立った処理の無いストレートのままになっているのも純正品とほぼ同じです。

車両への装着時はリテーナーを再利用

替えゴムだけで購入したワイパーにはリテーナーが付属していないため、交換時には古いワイパーゴムから取り外したリテーナーを新しい替えゴムに付け替える必要があります。

古いゴムに入っている細い金属板

画像は、N-ONEから取り外したリテーナー入りのワイパー(上)と新品を並べたものです。

取り外した2本のリテーナ

リテーナーはワイパーゴム1本に対し2本取り付けられているので、外して新しいゴムへ取り付けます。2本とも凹み部分はゴムの内側に入るよう取り付けてます。

ここで、助手席側のリテーナーを付け替える際にゴムが少し短くリテーナーがスムーズにフィットしませんでした。社外品を使って寸法の誤差が分かる商品というのも珍しいですが、1ミリ程度の差と思われるのとゴム製品なので先端を引っ張る要領でリテーナーを差し込んで使うことにしました。

後部側のリテーナも新しいゴムに移す

リアガラス用の1本は長さに問題はなさそうで同様にリテーナーを付け替えて使用します。

あとは車両に装着して使ってみることになりますが、よほどの粗悪品でないかぎり耐久性の是非などを判断できるのは数か月後になるのでずと期待しているところです。

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