ホームセンターなどで販売している車用のエンジンオイルは缶入りがほとんどです。
そんななか、最近ではパウチタイプの袋に入ったオイルが1リットル単位で売られてます。
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袋入り車用低粘度オイル0W-20
購入したのは某ホームセンターのブランドから販売されている省燃費車向け低粘度エンジンオイルの0W-20。
1袋1リットルを3袋用意しました。
価格的には、缶入りで3リットルを一つ購入したほうが安上がりではありますが、袋入りでは交換に使用した余りを保管しておけば次は2袋だけ買えば済みます。
交換作業の実施
作業はいつも通りに、ドレンプラグから古いオイルを排出して、今回はフィルターも新品にします。
フィルターを外すとエンジンの底にあたる部分が派手に汚れます。
初のパウチタイプの容器なので、まじめにカップに移して計量してみました。
50mlほど多めには入っていそうですが使ったカップが安物ですので本当に目安程度になります。
色はノーマルな感じですね。
今回はフィルター交換を含むので2.6Lを使います。
3袋とも50mlずつ多いと仮定して2袋2.1Lと残り500ml(計2.6L)を計ってエンジン内に入れれば良い感じかと思います。
フィルターのパッキンにオイルを薄く塗布。
用意したフィルターはアストロプロダクツのもの。
エンジン内のオイルが排出しきったところで、シールの接触部の汚れを拭き取ります。
先にドレンプラグを取り付けトルクレンチで閉めます。
次にフィルターをネジの噛み合わせに注意しながらくるくる回していきます。
フィルターが取り付け面に軽く着座したところで、回転角度が分かるようにマジックで印をしました。
そこから、手で3/4回転回して閉めこみ、かつ緩すぎないか確認します。
あとは、オイルの注入口から2袋分をエンジン内にそそぎ込んだところで500ml分を計量。
約2.6Lを入れ終わったところでキャップをしエンジンをかけてみます。
とくに異音もなく良好にアイドリングできました。
エンジンを停止してから、しばらく時間をおいてゲージでオイル量をチェックしてみたところ理想的な量に仕上がっていました。
袋入りエンジンオイルのメリット
パウチタイプの容器に入ったエンジンオイルは、特にオイルの性能に詳しい人でなければ中身で善し悪しの判断はつかないことでしょう。
缶入りが良いか袋入りがよいか、1Lずつ購入したい事情があるかが判断のしどころです。
また、住んでいる場所や自治体によって缶が捨てづらいとか?諸事情があればそれも決め手になるでしょう。
使用済みの袋の容器はスチールの缶と違い小さく丸めることができます。
もちろん、これのほうが処分に困るということもあり得るかもしれません。
それと、余りを別な用途に保管したいとか廃油を缶に戻してスタンドに持ち込むなどの場合は缶入り一択でしょう。
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