レンジフード換気扇のベアリング交換2回目【クリナップRH-78DF】

後は純正パーツに戻して外す

自宅のキッチンにあるレンジフード換気扇のDIYメンテナンスとして内部のモーターベアリングを交換しました。

モーターの型番は90233661で交換するベアリングは6200ZZ(両側金属シール)が2個です。

交換前のベアリングが付いたシャフト

当記事では、ベアリングの交換作業のみ解説しています。レンジフードからのモーターの取り外しと分解については前回作業を記載した過去記事をご参照ください。

キッチンの換気扇を分解してベアリングを交換

換気扇ベアリング交換に必要な工具

今回2度目となるベアリング交換のために準備した工具は次のとおりです。

MEMO

取り外し:ベアリングプーラー、M10のボルト、モンキーレンチ

取り付け:内径13mmの塩ビ管、内径10mmの金属ワッシャー、ハンマー

ベアリングプーラーとNSKベアリング

ベアリングプーラーはベアリングの外径(30mm)から選びましたが、ツメからアームの付け根までの深さが足りなかったためM10のボルトで補足しています。

※M10ボルトは手持ちのアンカーボルトとナット2つで代用しています。

取り外し作業

アームの長さが足りない

工具側の長さが足りない

換気扇のモーターの軸はファン側が長くできていて、ベアリングプーラーをセットしてみると工具の説明で記載した通りプーラーの深さというかベアリングを掴むための懐が足りませんでした。

ボルトで代用

アンカー用のボルトを代用

ナットを二重に入れて回す

プーラーの軸を押す役目をするボルト軸の先端部分が無ければ丁度良い長さなのですが、これではベアリンを抜くことができないので、手持ちにあったアンカーボルトのネジ部が丁度使えたのでナットをダブルで固定してボルド代わりにしモーターの軸を押すことにしました。

数ミリ動いたところ

代用に使ったボルトで数ミリ移動

後は純正パーツに戻して外す

純正パーツに戻して継続

両方外れたモーターシャフト

ベアリングがクリップから数ミリ浮いたところで、プーラー純正の先の尖ったボルト軸へ戻して最後まで回していくとベアリングが無事外せました。

ケース裏側に当たるベアリング

モーターのケース裏に当たる側のベアリングは丁度ベアリングの厚さだけ圧入されているので、ノーマルな状態のベアリングプーラーで取り外すことができました。

ファン側の長さ

問題があったモーター軸のクリップからファンが付く先端までを計ってみると約50.8mm。

ベアリングプーラーの奥行き

これに対して用意したベアリングプーラーが対応できる奥行は約38mmでした。

作業に使ったベアリングプーラー


大き目サイズ


使用するベアリングの型番

交換に使用したベアリングの型番は6200ZZ。

右が新しいベアリング

左が古いもの、右が新しいベアリング

前回も両側金属シールの6200ZZでしたので同じ両側シールのものを選びました。

ベアリングの箱にはZZと表記されていますがシール部の型番の刻印は6200Zです(使うパーツが片シールと共通のためか?)。


塩ビ管を使って圧入

ベアリングをセット

新しいベアリングの圧入には前回と同じく内径13mmの細い塩ビ管を使います。

塩ビ管を使って圧入

塩ビ管を当てて圧入

ベアリングの内径は10mmなので3mmの差があるため間にワッシャーを挟んでみました。

間にワッシャーを挟む

金属を当てるのに少しためらいがありましたが、プラスチックや木だとつぶれてしまう心配もあります。

少しの不安はあったものの前回よりはスムーズに打ち込みできたようです。

両側に新品が入った

レンジフード換気扇のベアリング交換は今回が2回目です。

打ち込みにワッシャーを当てたので前回より歪みのリスクを少なく入れることができたのではと思います。

作業完了後にスイッチを入れてみると非常に静かに運転できていました。

使用したベアリングプーラーについては課題が残りましたが、ツメが付いているアーム部分が長いもので有効に使える範囲が51mm以上の製品が必要かと思われます。

また、外径30mmサイズのベアリングに適合していなければならず、これら2つの条件をクリアしていなければなりません。

形が長いもので小さなベアリングまで掛けられるベアリングプーラーということになります。

作業の対象となったクリナップのレンジフード換気扇RH-78DF(シロッコファン)に使用されているモーター(型番:90233661)は富士電機のOEM品で、既に廃盤になっているようですが使用によるベアリングの摩耗であれば今回と同じ要領でメンテナンスが可能です。

ただし、レンジフード本体の年数が経っていますのでスイッチ類やケーブルに劣化が生じれば修理による対応が難しくなってくるでしょう。

次の3回目があるかどうかは微妙なところです。

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