キッチンの換気扇を分解してベアリングを交換

両側に新品が入った

使用中に異音が出始めた換気扇のベアリング交換をしたことについてです。

換気扇からファンを外して、モーターの分解まで一通りの交換手順を書いています。今回扱ったクリナップRH-78DFはモーターをファンの裏側で固定している構造のため換気扇ごと下ろしての作業になっています。

このメンテナンスの後は気になる異音もなくスムーズに換気扇が動くようになりました。

これで、あと数年は安心して使えるでしょう。

住宅の換気扇からガラガラ異音

新築から10年近くになるとレンジフード付近からガラガラと音が出始めるのも珍しいことではないでしょう。

もう新しいとは言えない換気扇なので、酷くなる前にベアリングの交換をしておいたほうが安心だと思い挑戦してみました。

これも業者にたのむとモーター本体交換で工賃含めて結構な金額になると思われます。

新しいベアリングと工具を準備

交換するベアリングの型番は6200ZZ(両側金属シール)、そしてベアリングを外す時に使用するプーラー(ギアプーラーを代用)と入れるときに塩ビ管を使います。

他は一般的な工具類としてドライバーやプライヤーなどが必要になります。

MEMO

交換部品

新品ベアリング:6200ZZ×2個

専用工具

ギアプーラー、細い塩ビ管(ベアリングの径10mmより少し太め)、ハンマー、その他ドライバー、プライヤーなどのDIY用工具

屋内で作業をするときは床など作業場所に傷がつかないよう養生用に新聞紙やシートなどがあると良いでしょう。

今回使用した塩ビ管は内径が軸の直径である10mmよりやや大きめの13mmだったので、次回使うにはもう少しサイズが合ったものを選定してみたいと思っています。

ベアリング交換の作業手順

※注意:当記事の内容を参考にされての作業は自己責任でお願いします。

まずは本体の型番を確認します。

クリナップRH-78DF

レンジフード本体の型番はクリナップRH-78DF、定格消費電力は101(111)W、モーターの型番は90233661でした

調べてみると富士電機のOEM製品のようで既に廃盤になっていて、モーターごと交換したい場合の入手は難しく(中古でもなかなかなお値段)なっています。

本体を下すときに外す蝶ねじ

本体をそっくり外す場合、手前に茶色く小さく見える蝶ネジみたいなのは外さずそのままで良いです。

このネジを回して丸い枠を外すと羽根を取り外すことができるので本体は軽くなりますがが、羽根を外すのは下ろしてからにしました。

コネクタの右側を外す

次に二つならんだコネクタの右側(4極)のほうを外しておきます。

排気側の固定ねじ

最初に外すネジは排気側についてるこのネジがいいようです。

壁側のネジ

壁側の4つのネジのうち回しずらそうな右下をはずして次に右上。

左側の固定ネジ

その次に左上、最後に左下の順番に外したがこのほうが本体押さえながら外すのに安定しそう、右下から左回りの順。

下ろしやすいように仮置き

一旦この場所に置いてから構えなおしてから下ろす。

下ろした換気扇ファン

画像中央に見えるモーターとファンの固定は逆ネジになっています。

なんとか本体を床に下ろせましたが床に何か敷いて養生すべきでした。

f:羽根を取った画像

羽根(ファン)を外すとこんな感じ、羽根の汚れが固くなっててなかなか落ちないので後日あらためて掃除が必要、今回は時間がないのでほどほどに済ませました。

左右に2本ずつ見えるネジ4本外すとモーターが取れます。

外したモーターの分解

ピンを外す

これがモーター、羽根を固定するために軸に差し込まれてる黒いピンがなかなか取れない。外し方がわからないのでウォータポンププライヤで「むにゅー」っと押した後‥‥‥

軸のピン

ピンの径と同じ3mmの太さのプラスドライバの先を当ててプラスチックハンマーで適度に叩きました。潰してしまうと戻すのが難しいので慎重に抜きます。

モーターの分解

ピンが取れたらケースを分解、3箇所ほど爪を折って固定してあるのでマイナスドライバでこじって開ける。

開いたモーターのケース

爪が外れれば割りとすんなり開きます。

ベアリングの取り外し外しの作業へ

軸からベアリングを抜く

早速プーラー使ってベアリングを外します。このとき軸に錆や汚れがあると抜けません。

※画像はギアプーラーを使っていますがベアリングプーラーを使った外し方を別記事に記載しています。

レンジフード換気扇のベアリング交換2回目【クリナップRH-78DF】

シャフトから外れたベアリング

2個ともすんなり外すことができ、片方はグリスが固まって汚れて見えます。

こうなると手で回してもスムーズには回転しません。このベアリングを交換して新しいものを圧入します。

使用した塩ビ管と圧入されたベアリング

新しいベアリングを入れたのがこちら、入れるのに上の塩ビ管を使ったのですが軸との隙間が結構あるので新しいベアリングを痛めてしまいそう。

もう少しぴったりなサイズの筒状のものがあればよいのですが組み込みできたので良しとします。

あとは分解と逆の要領でモーターを組み立てていきます。

レンジフードを元に戻す

モーターのコネクタ

ベアリングの圧入が済めば後は簡単。組み立ては、ここまでの逆の手順で進めていきます。

コネクタの取り付けはファンをが安全に固定されてからにしました。

作業が済んでフィルターが付いたレンジフード換気扇

全部戻して最後にフィルター入れて完成。

あまりやらない作業で写真を撮りながら、いろいろ確認しながらなので2時間半ほどかかりました。こうして記録を残しておけば次からは勝手が分かってスムーズに出来るかもしれません。

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