軽自動車でナンバープレートの数字が薄くなったので交換を申請

数字が色落ちしたナンバープレート

初年度登録から10年が過ぎた軽自動車N-ONEは黄色のナンバープレートに印字された黒い数字が部分的に薄れてきました。

数字の並びは、まだ問題なく認識できる程度ですが、このままでは見た目が良くないため新しいプレートに交換を申請することにしました。

交換を申請したのは後部のナンバープレートだけで、記載される番号の変更は行わず同じナンバーで1枚に限り交換をしてもらうことにしました。

軽自動車協会で汚損による交換を申請

ナンバープレートを新しいものへ交換する手続きのために向かったのは地元にある軽自動車協会。

ここでの手続きでは、ナンバープレートは自動車登録番号標という名称で扱われます。

一般の軽自動車ユーザーが直接足を運ぶことは少ない場所ですが、販売店や整備工場へ頼むほどでもない手続きかと判断し今回は直接出向いて申請を行うことにしました。

勝手が分からない場所なので、駐車場に近い建物へ入ってすぐの窓口でナンバープレートの数字が薄くなってしまったことを説明し新しいプレートに交換してもらいたいと告げます。

このとき、車検証とともに該当するナンバープレートを車両から取り外して窓口まで持参しています。

すると、担当である「番号標頒布(はんぷ)」の窓口を案内されたため、そちらへ向かい同じ説明を繰り返すことにしました。

この番号標頒布の窓口にはカウンターの端には登録ナンバーについての申請書を印刷できる端末が置かれていて、担当の方に説明を受けながらその端末を操作して申請書を印刷することになります。

操作後に付属のプリンターから印刷されて出てきたのは「自動車登録(車両)番号標再交付・交換申請書」様式5-1という申請書。

自動車登録(車両)番号標交付・交換申請書

ナンバープレートの交換申請書

印字された申請書を持って今度は別棟の建物へ移り、そこの窓口へ車検証と一緒に申請書を提出して承認(待ち時間あり)を受けることになります。

たしか、ここの別棟の窓口は継続検査の後に車検証を交付してもらえる場所だったかと思いますが記憶がハッキリしません。

申請書の承認が済んだら、担当窓口(番号標頒布)に戻り承認が済んだ申請書を提出して待つことになります。

少し待ってから名前が呼ばれ、手数料800円(地域によって料金は異なるかもしれません)を支払うと「自動車登録(車両)番号標再交付引換証」と領収証を受け取ることができました。

自動車登録(車両)番号標再交付引換証

手数料の支払い後に受け取った引換証

引換証に記載された受け取りの期間は、申請を行った日の「8日後~1ヶ月の期間」が記載されていました。

担当者から、この期間内に引換証と再交付対象の後部ナンバープレートを持って新しいナンバープレートを受け取りに来てくださいとの案内を受け申請の手続きを済ませ新しいナンバーが仕上がるのを待つことにします。

ここまでの軽自動車協会での一連の流れをまとめると次の通りになります。

手続きの流れ
  1. 担当窓口(車両番号標頒布)へ汚損したナンバープレートと車検証を持参し申請書を印刷
  2. 別棟の窓口へ向かい申請書の承認を受ける
  3. 担当窓口へ戻り申請書を提出したあと、手数料を支払い引換証を受け取り引き替え期間まで待つ

一連の行程でそれぞれ待ち時間があるのと、最初の申請書の印字(作成)のための端末操作は一般ユーザーだと戸惑いがちなので、再交付の手続きは車検など他の手続きで混雑する時期や時間帯は避けた方が無難かと思われます。

また、手続きの内容や窓口の名称など各地域の軽自動車協会によって違いがあるかもしれません。

新しいナンバープレートの受け取り

引換証に記載された期日になったら、交換するナンバープレートと引換証を持参し再び軽自動車協会へ向かいます。

申請を行った車両番号標頒布の窓口へ古いナンバープレートと引換証を渡しすと、無事新しいナンバープレートがもらえました。

新しいナンバーを申請した車で引き換えに行った際には、帰りに忘れずにナンバープレートを車に取り付けるよう注意しなければなりません。うっかり車内に持ち込んでそのまま走り出すと大変なことになるでしょう。

再交付前後で比較した印字の違い

薄れてしまった古いナンバープレートの印字と新しいナンバープレートを比較すると新しい方が全体的に光沢が増しているのが分かります。(実際のナンバーはマスク処理しています)

数字が色落ちしたナンバープレート

黒い部分が薄れたナンバーのイメージ

新しくなったナンバープレートのイメージ

交換後の新しいナンバーのイメージ

交換前との比較

数字の部分だけを比較

画像の撮影条件が違っているのと番号をマスク処理しているので単純に比べることは難しいですが、新しいほうは黒い数字部分にも艶がありよく見るとカメラを構えている自分の右手が微かに写り込んでいます。

経年により劣化する番号の印字

今回、交換の対象となった後ろ側は長い間、自宅と職場で駐車中に紫外線が多く当たりそうな南側を向けていました。

日陰になる時間が多かったフロントのナンバープレートは、まだ交換が必要なほどの劣化が見られません。

ペイントがかすれてしまった数字

また、薄くなった数字を見ると分かるとおり横方向に細かいスジが入っていて、これは洗車機の(布状の?)ブラシが接触したことが影響しています。

交換時には、まだ番号が判別できない程ではありませんでしたが、あと数回洗車機を利用したら法令上問題があったかもしれません。

この表示されているナンバーの薄れは、今回のケースでは汚損を理由として申請しています。

屋根なしの駐車場に保管する車の所有歴が長くなってくると、このようなナンバープレートの劣化は避けられない部分かも知れません。

もし、自分で手続きをするのが面倒だという場合には、街の車屋さんやディーラーへ相談してみるのも良いでしょう。