家庭などでボード壁に電源コンセントを増設したいときに新規に穴を切り抜く必要があります。
このとき「引き回し鋸」を使うと手間を少なく簡単に切り抜くことができます。
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引き回し鋸(ノコギリ)の形状
引き回し鋸はどこのメーカーのものを選んでも比較的似たような形状のものが多いです。
全体的に細長く、先端に向けて更に細くなっていき先端は尖っているのが特徴です。
通常の鋸に比べキザキザの刃先部分が複雑な形状で、同じく細身が特徴である金切り鋸よりも厚みがあります。
この先端の尖った部分を壁に差し込むようにしながら引いていくことで、用途に見合った形状に壁を切り抜くことができるというものです。
ボード壁の切り抜き方
壁を切り抜いて穴を開ける目的は玄関へUSBコンセントを取り付けるためです。
このコンセントを設置するためボックスを埋め込む壁を四角に切り込んでいきます。
なお、壁を切る前の間柱や設備配管など障害物がないか事前に調査をします。
最初にボックスを壁にあてて位置決め。
ボックスの形に合わせてケガキします。
あとはケガキ線に沿って引き回しノコギリを入れて切っていきますが、細めのドリルなどで下穴を何か所か開けると切りやすいです。
画像では角に穴を開けていますが少し内側寄りに開けて最後に削って角を広げたほうが広げすぎなくてすむでしょう。
また、ノコギリを入れた反対側の壁に当たらないよう差し込むときに注意が必要です。
数分ほどかかって目的の大きさに切り抜くことができました。
専用のカッターを用いなくても、わりと簡単にコンセント用の穴を開けることができました。
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