車のオイルフィルターを取り外すときに使うフィルターレンチにはフィルターのサイズごとに作られたカップ式のものと、フィルターの周りにレンチを巻き付けて取り外すタイプのものがあります。
この両方のタイプを使ってみた感想をまとめてみました。実際に使う人にっても評価は分かれますが、扱いやすさだけで比べるとカップ式が良いかと思われます。
スポンサーリンク
目次 非表示
2種類あるフィルターレンチ
画像の左にあるのがオイルフィルターに巻き付けて外すタイプ。右側が65Φサイズのカップ式のレンチで軽自動車のN-ONEに使っているものです。
カップ式以外の可変サイズのものには、画像のもののほかにベルトやチェーンを用いたものがあります。
扱いやすいカップ式
作業性の良さでは、フィルターサイズにピッタリ適合するカップ式のものが優れています。
画像はPIAAの65Φサイズ。
フィルター取り付けの際に締めこみ過ぎていて、エンジン側にきつくはまり込んでいる場合には稀にすべってしまうことがあるかもしれませんが、このタイプのフィルターレンチを使って外せないほどのときは、オイルを入れなおすなりして車屋へ車両を持ち込んだ方が良いでしょう。
柄の部分を用意しなければならないのが難点ではありますが、フィルターまで自分で交換するDIY整備派の方なら所有している方も多いのではないでしょうか。
汎用サイズのフィルターレンチ
画像はエーモン製のG702というフィルターレンチ。
小径用で適応サイズが55~75Φとなっています。
この手のフィルターサイズによらず自在に掴みこめるタイプが便利であ使いやすくも思えますが、感想としてはベテラン向けの工具だと言えます。
使い方は、サイズに応じて赤で囲んだ部分を位置を調整(画像は小さい側へ設定)、半時計方向へ回しますが、ハンドルは回転方向の逆向きに指をかける形状になています。
この独特の形状からコツをつかむのに時間がかかるのと、フィルターの外周を均等に包み込まないと最悪フィルターを潰してしまいます。
そんな事情から見た目のわりに扱いにくくベテラン向けで、万が一フィルターを潰してしまったときにも自分で対処できる知識がある人用と言えるでしょう。
おすすめ記事
車バイクのメンテナンス用トルクレンチ【QL50N-MH:TOHNICHI】 タイヤの手組みに使いたいタイヤレバー【軽自動車:13、14インチ】