たなぼたStylehttps://tb.danman.jpWed, 13 Aug 2025 02:17:04 +0000jahourly1https://tb.danman.jp/wp-content/uploads/2021/02/cropped-tanabota-logo-32x32.pngたなぼたStylehttps://tb.danman.jp3232 小型で多機能!昇降圧DC-DCコンバータ「HW-140」で12VCPUクーラーを動かすhttps://tb.danman.jp/hw-140-dc-dc-converter-12v-cpu-cooler/Wed, 13 Aug 2025 02:17:24 +0000https://tb.danman.jp/?p=3420

格安ながら多機能で人気の昇降圧DC-DCコンバータ「HW-140」の操作方法や昇圧利用の実例として、パソコン用CPUクーラーを負荷に使って検証をしてみます。 テストに使用する機材 今回の負荷には12V仕様のデスクトップP ... ]]>

格安ながら多機能で人気の昇降圧DC-DCコンバータ「HW-140」の操作方法や昇圧利用の実例として、パソコン用CPUクーラーを負荷に使って検証をしてみます。

テストに使用する機材

パソコン用CPUクーラー

今回の負荷には12V仕様のデスクトップPC用CPUクーラーを使用。

5V-2AのACアダプター

電源用に使うACアダプター

電源は5V2AのACアダプターを用意しましたが、仕様上5.5V以上が必要なため実運用の際には電圧に注意が必要です。

自作電源コード

このACアダプターとの接続に使うコードは5.5mm(内径2.1mm)のDCプラグに対応する専用コードを自作しました。

CPUクーラーの接続コード

CPUクーラー側は専用コードの赤・黒線の端子を潰す形に加工し、黄色線はカットして先端を絶縁処理。温度センサー用コネクタはジャンパーを差し込んで短絡させてモーターが連続動作するようにしています。

CPUクーラー駆動テスト

電圧を12Vに設定

まず、HW-140のIN側に電源を接続し負荷を未接続の状態でCV可変抵抗で出力電圧を12Vに設定します。

CCを左回しに回転して電流を絞る

次にCC可変抵抗を左回りに回して電流値を絞っておきます。モーター負荷の場合は過電流保護のため事前設定が推奨されます。

CPUクーラーを接続して出力をON

電流値を制限した状態で負荷を接続

今回は定格電流が不明なため、CCを反時計回りに数回回してから負荷を接続。動作中、赤LEDが点灯していればCC機能が動作中で電流が制限されている状態です。

最大電流で運転

CCを右に回転させると赤のLEDが消える

CCの可変抵抗器をゆっくり右に回していくとファンの回転数が上昇し音が変わるのが分かりました。ここで赤のLEDが消え緑LEDのみが点灯の状態になれば、ほぼ最大出力に近い状態かと思います。

今回はあえてこの状態から制限を効かせ、表示電流値の約80%(0.15A付近)で運転してみました。

80%まで電流を制限して運転

再び電流を制限して約0.15Aでファンを運転

このように再び緑と赤のLEDが同時点灯していれば定電流モードが有効に働いている証拠です。今回のテストでは電流調整に伴い電圧もわずかに変動しましたが、この幅は負荷の種類によって異なるものなのか今後機会があれば検証してみたいと思います。

趣味・DIYに最適な小型昇降圧モジュールHW-140

CCモードに入っているHW-140

HW-140は、電圧調整と電流制限機能を備え、LCD表示で入出力電圧や負荷電流をリアルタイムに確認できる使いやすい昇降圧用モジュールです。

LCDを搭載していることでテスターなどの測定器を別途用意せずとも設定効果を即座に確認できる点は、入門者から上級者まで幅広く魅力を感じられるポイントではないでしょうか。

また、本体サイズが小型で設置スペースを取らないため、ポータブル電源やバッテリー充電器、自作の電子工作など幅広いシーンで活躍します。

設定や接続方法もシンプルなので、初めてDC-DCコンバータを使う方でも扱いやすく慣れてくると実験や改造のベースとしても重宝するでしょう。

価格も比較的手頃で入手しやすいため、電圧や電流の調整を伴うDIYプロジェクトの入門機としても最適かと思います。

耐久性や応用範囲を把握しながら、自分だけの活用法を見つけていく過程もこのDC-DCコンバータを使う楽しみのひとつと言えるでしょう。

DC-DCコンバータ関連

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HW-140で10W LEDを定電流で点灯!ダミー負荷使用で電流設定から実負荷テストまでhttps://tb.danman.jp/hw-140-10w-led-constant-current-dummy-load-test/Tue, 12 Aug 2025 02:17:34 +0000https://tb.danman.jp/?p=3407

DC-DCコンバータHW-140を使い、10WクラスのLEDモジュールを定格で安定して点灯させるまでの手順を解説します。 ポイントは「まずダミー負荷でCC(定電流)を追い込み、次にLEDへ繋ぎ替える」こと。内部ドライバの ... ]]>

DC-DCコンバータHW-140を使い、10WクラスのLEDモジュールを定格で安定して点灯させるまでの手順を解説します。

ポイントは「まずダミー負荷でCC(定電流)を追い込み、次にLEDへ繋ぎ替える」こと。内部ドライバの有無が不明なLEDでも過電流リスクを避けて安全に点灯を検証できます。

使用するLEDと必要な設定値の確認

使用するLEDモジュールは「30MM 2B5C 10LED」表記で、5直列×2並列=10チップ構成が想定されます。

15V10W出力のLEDモジュール

2B5C 10LED

1チップ約3Vとして直列5個で約15V、10Wクラスなら定格電流の目安は約0.67Aです。よって、目標は「15V・0.67A付近」での安定点灯になります。(販売サイトの商品解説でも0.67A)

使うLEDによっては、内部に抵抗や簡易ドライバが入っている可能性もありますが、個体差や温度で電流は変動することもあるためCC設定を先に決めておくことにします。

ダミー負荷を使ってHW-140を設定

50W10Ωのアルミ抵抗器

LEDモジュールのダミー負荷として用いる抵抗

LEDは電圧に対して電流が急増する非線形素子です。CCを決めずにCV(定電圧)だけで直結すると、接続直後の突入や温度上昇で過電流になり、LEDや配線を損ねるリスクがあると考えられます。

そこで最初にダミー負荷(今回は10Ω・50Wアルミ抵抗)を接続し、HW-140のCCを実測しながら「狙った電流値」に合わせます。これにより、LEDへ切り替えた後も過電流を確実に抑制できるはずです。

出力電圧の設定

最初に負荷を未接続の状態で、HW-140の出力電圧を15Vに目安設定します(LEDの定格電圧域)。

ダミー負荷でのCC調整

10Ωのダミー負荷を接続

ダミー負荷を接続して電流値を調整

ダミー負荷を接続し、出力電流を見ながらCC用可変抵抗を左回し(電流を絞る方向)で追い込みます。

10Ω負荷では、電流を0.88〜0.93A付近に合わせるとHW-140はCCモードで安定し、表示の赤LEDで制限動作が確認できます。

CCの可変抵抗器を回している

CCモードで動作中で赤のLEDが点灯している

この時、負荷側の端子電圧は約9V付近まで下がるのが自然です(CCで電流を優先しているため)。

LED(実負荷)へ切り替え

15V0.67Aで点灯しているLED

CVモードに移行しLEDが点灯

ダミー負荷を外し、LEDモジュールへ切り替えると負荷特性が抵抗→LEDに変わるためHW-140はCCからCVへ自動的に移行し、今回のテストでは最終的に15〜15.5V・約0.67A前後に落ち着きました。

これはLEDの非線形特性と、モジュール内部の制限要素(抵抗や簡易回路)が影響していると考えられます。微妙な誤差はCV側の可変抵抗で微調整が可能です。

ダミー負荷に22Ωではなく10Ωを選ぶ理由

22Ω・20Wのような「定格に近い抵抗」は一見便利ですが、CC(赤LEDが点灯)に入りづらく調整の余裕が狭くなります。

ここで使用した10Ω・50Wであれば、調整がやりやすくLED切り替え後の着地も安定します。

加えて、10Ωなら将来的な別負荷テストにも流用しやすいのが利点です。

※負荷の種類によってはCVで電圧を高めに振ってからCCで狙い値に絞るなどの操作が可能。

ダミー抵抗使用時の注意点

ダミー負荷として使用する抵抗は短時間で高温になります。使用直後は触らない、耐熱台に置く、放熱を確保する、といった基本安全策を徹底しましょう。

LEDについても、点灯時には温度が高温になるので耐熱台の使用や放熱手段の確保が必要です。

また、併せて実施した過電流テストでは約0.9Aで配線の低温ハンダが熱で外れた事例がありました。

これはLED本体よりも接合部のほうが先に限界へ達した例で、定格を守ること、ハンダや配線の耐熱・太さを適切に選ぶことの重要性を示しています。

なお、使用するダミー抵抗は想定する実負荷に応じて抵抗値や容量を選定することになります。設定する電流値についても実負荷によって算出される値は異なるので、実負荷や使用する抵抗に適正な電流値を設定することになります。

HW-140を使ってLEDを点灯させる方法のまとめ

DC-DCコンバータ「HW-140」を使って10W LEDを安全に点灯させるには、まずダミー負荷でCC(定電流)設定を行い、その後LEDへ切り替える手順を使えば定格に近い電流値を流すことが可能です。

今回の実験では10Ω・50Wのアルミ抵抗を使うことで調整幅に余裕を持たせ、LED切替後も安定動作を実現しています。

また、LEDや抵抗は高温になるため放熱対策が必須であり配線やハンダの耐熱性にも注意が必要という課題も分かりました。

ここで試した方法は内部ドライバの有無が不明なLEDでも、過電流リスクを避け確実に定格動作へ導けるヒントとして使えるのではと思います。

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使用済みバッテリーM-42Rを徹底チェック!充電容量や内部抵抗はどうなっているのかhttps://tb.danman.jp/used-battery-m42r-check-cca-value/Sun, 13 Jul 2025 02:17:22 +0000https://blog.danman.jp/?p=144

軽自動車でアイドリングストップしなくなったことをきっかけに取り外したバッテリー。外見だけでは劣化や消耗具合がわからないのが実情です。 前回の記事では、3年使ってから使用しなくなったバッテリーM-42Rへ電源取り出し用のカ ... ]]>

軽自動車でアイドリングストップしなくなったことをきっかけに取り外したバッテリー。外見だけでは劣化や消耗具合がわからないのが実情です。

前回の記事では、3年使ってから使用しなくなったバッテリーM-42Rへ電源取り出し用のカプラーを取り付けました。今回取り上げるのは、この車から取り外してから約6ヶ月経過しまだ一度も充電していない状態での性能チェックです。

チェック項目は、電圧、バッテリーテスターによる評価、そしてバッテリー液の量など。果たしてこのバッテリーはどんな状態なのでしょうか。

電圧を測定してみる

電圧測定

まずはテスターを使って電圧を測ってみます。

カプラーの端子間は狭いため、直接テスターを当てるのではなくターミナル部分で測定しました。テスターの電圧表示は12.4V。半年充電していない割には、まだそこそこの電圧です。

このバッテリーはセルモーター自体は問題なく回せていたもので、アイドリングストップが機能しないだけでまだ使えそうな印象です。

バッテリーテスターで詳しくチェック

バッテリーの健康状態(SOH)を詳しく知るためには電圧測定だけでは足りません。そこで市販のバッテリーテスターを使いGSユアサM-42Rの状態を詳細に分析してみることに。

CCA値の設定や測定手順、表示される各項目の意味、そして実際に出た測定結果を見てみることにしましょう。

市販バッテリーテスターの概要

FOXSUR-FBT200

今回使用したテスターはAmazonなどでよく見かける市販製品。測定時に「CCA値」の設定が必要で、これが少し悩ましいポイントでした。

CCA(コールドクランキングアンペア)とは、バッテリーが低温環境下でエンジンを始動させる性能を示す値で、バッテリーごとに固有の値があります。今回測定するGSユアサ M-42Rバッテリーはメーカーが公式にCCA値を公表していないモデルです。

そのため、取扱説明書や本体裏の表を参考にするか、実測値をもとに推定する必要があります。今回は他に信頼できそうな情報を基に、410AというCCA値を推定して設定しました。また、Web上の情報や実測値から得た425Aも参考値として使っています。

バッテリーテスターに入力するCCA値のこと【アイドリングストップ車用M-42Rの場合】

バッテリーテスターの操作手順

操作ボタン

バッテリーテスターの操作ボタン

バッテリーテスターの基本操作は本体の5つのボタンで行います。

  • 上下のボタン:表示項目の切り替えや数値の増減
  • 左のESCボタン:キャンセル
  • 真ん中のENTERボタン:確定
  • 右のRESETボタン:設定初期化

赤黒のクリップをバッテリーターミナルにつないでから測定を開始します。

EFBを選択

最初の「P1」設定では、バッテリー種類を選びます。M-42Rはアイドリングストップ車専用なので「EFB」を選択。

測定方法を選択

続く「P2」設定では性能テストに使用する規格を選択。今回は「CCA」を選びます。他の規格はすべて海外の基準です。

CCAを設定

最後の「P3」でCCA値を入力。今回は推定した410Aを入力しENTERを押すとすぐ測定が始まります。

測定結果と表示の見方

測定結果は「PERFECT」「GOOD」「BAD」「REPLACE」などの評価で表示されます。今回のバッテリーでは「BAT」と「RECHARGE」(REPLACEとは違う)が合わせて表示されました。

SOH69%IR10.4mΩ

SOH(バッテリー健康状態)は69%、IR(内部抵抗値)は10.4mΩという結果。

SOC-63%12.4V

さらにボタン(下)を押すとSOC(充電状態)が63%、電圧は12.4V。

EDC-285A

次にEDC(放電電流推定値)が表示され、285Aという数値でした。

EDC285をCCA410で割った値が、先ほどのSOH69%の根拠となっているようです。

参考値425Aで測定した結果

続いて、参考値としてのCCAを425Aで測定した場合の結果は次の通り。

SOHは67%、IR10.4mΩ、SOCは61%、電圧12.4V、EDCは284Aという結果で測定値自体はほぼ同じでした。

測定結果

3年使用したバッテリーの測定結果

EDC値が285A前後という結果は、廃バッテリーのような極端な数値ではなくまだ使い道がある状態といえます。

内部抵抗値とアイドリングストップの関係

N-ONEのN/Aエンジン画像

今回注目すべきは、内部抵抗値が10.4mΩという点です。

ホンダNシリーズ軽自動車では、内部抵抗値がECUに記録され、直近数回の平均値が一定以上になると劣化と判定され、アイドリングストップが作動しなくなると言われています。(整備マニュアルによれば条件は内部抵抗値だけではなさそう)

今回の結果を考慮すると、このバッテリーは約10mΩというしきい値に達し、機械的にアイドリングストップが停止された初期劣化状態と考えられます。

バッテリー液の量をチェック

電解液の量を確認する

M-42Rはケースのデザインがおしゃれですが、横から見ただけでは電解液の量がわかりません。

裏側からLEDライトを当てて透かしてみると、液面より下が明るく見え空気層は暗く見えますが、これは本来のチェック方法ではありません。

アッパーレベルの確認方法

取扱説明書によるUPPERとLOWERのレベル

取り扱い説明書によれば、液口から内部を見たとき液面がスリーブの先端に到達した際、表面張力で極板が歪んで見える状態がアッパーラインに到達した適正な液量であるとのことです。

今回のチェックでは一部液面がスリーブの先端に到達していたものの、充電の際に再度の確認が必要と判断しました。

入力するCCA値の考え方

今回使用したバッテリーテスター(バッテリーチェッカー)は多数のブランドから同じ形状の製品が販売されており、価格はどれも個人ユーザーに手が届きやすい範囲です。

バッテリーテスターの書かれている表

測定機本体裏にあるCCAの表

このバッテリーテスターの裏には、AH容量からCCAを特定する表が掲載されていますが、JIS規格で表記される5時間率(34Ah)と、欧米で一般的な20時間率で差異があります。

当該機器は海外製の機器である以上、20時間率容量を基準にした方が自然であり日本国内の5時間率が入力基準になっているとは考えにくいです。

今回CCAに使うことにした410Aは20時間率容量を基に推定した値です。参考値の425Aは現在使用中のバッテリーの実測値から導いたもので、410と425でいずれが適正かは現時点では判断できないため、両方記録して経過を観察していく方針です。

Web上にも多くの参考情報がありますが、入力するCCAの基準値が本来より低いとバッテリーテスターによっては劣化を過小評価するリスクがある点には注意が必要です。(残量がすかすかなのに100%に近い表示をしてしまうおそれがある)

3年使ったM-42Rはまだ使える可能性あり

今回の測定で、使用済みバッテリーの劣化具合を診断できました。

その結果、内部抵抗値や充電容量も極端に劣化しているわけではなさそうで直流12V電源としてはまだ十分利用価値がありそうです。

今後はデサルフェーションによる回復充電ではなく、通常充電を一度行い、その後改めて再チェックする予定です。

詳細やその後の充電については動画コンテンツやサイト内の関連記事で確認できます。

バッテリーM-42R関連

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使い終えたカーバッテリーから12V電源を取り出す方法【DIYでコネクターを取り付ける手順】https://tb.danman.jp/car-battery-diy-12v-connector/Sun, 29 Jun 2025 02:17:41 +0000https://blog.danman.jp/?p=145

製造から20年を過ぎた古い蛍光灯器具をFH蛍光管対応へとリニューアルした時の記録です。使用したのは東芝のインバータで1灯タイプは配線も単純なので作業しやすいです。 ]]>

車用のバッテリーは数年で寿命を迎えると言われており、車検や点検時に合わせて交換することが多いかと思います。

このバッテリー(M-42R:N-ONEに使用)も車検前に取り外したものですが、直前までは使えていたので処分するには勿体ないような気がします。

とくにアイドリングストップ車用のバッテリーは、寿命が近くなるとアイドリングがストップしなくなるだけで他は普通に使える状態。

青く見えるインジケーター

インジケーターも色が青のままなので、まだまだ使えたのではという疑問が残ります。

そこで、今回はこの使用済みのバッテリーを12V電源用として使用できないか、電源取り出し用のコネクターを作ってみることにしました。

なお、カーバッテリーを電源に使うには、いくつか課題もありますので当記事の後半でその辺りも簡単に補足したいと思います。

※目的外での使用は自己責任でという内容です

使用する材料と工具類

作成する電源コネクター付きコード

作成する電源取り出しコード

作成するのは、バッテリーターミナルとヒューズ、2極カプラーを配線コードでつなぎ合わせたものです。

使う材料

そろえた材料とバッテリー

ヒューズホルダーは、5個セットでヒューズ付属のものが安く購入できたのでこちらを使います。

使用する材料と工具は以下の通りです。

  • ヒューズホルダー(ヒューズ付き)
  • 配線コード(黒:2スケア、赤は長さが足りない時の予備)
  • エーモン製 2極カプラー
  • バッテリーターミナル(エーモン製8851)
  • 圧着端子(低圧回路用、R2-6)
  • ターミナルカバー(エーモン製)
  • 圧着ペンチ(配線用・電気工事用)

ヒューズホルダーのコードは電源側と機器側を好みの長さに調節して使うというちょっと変わった仕様になっています。

ヒューズホルダー

好きな場所で切って使う

5本セット品を濃く入試ましたが使うのは1本。ヒューズは最大で20Aのものが付属しますが、今回は手持ちの15A(青)を使うことにしました。

黒の電線

マイナス側には2スケアの黒い配線コードを用意しました。プラス側の赤線もヒューズホルダーだけで足りない場合は延長分を用意することになります。(今回は用意したものの使いませんでした)

エーモンの2極カプラー2974

コネクターにはエーモンの2極カプラーを使います。(3個入りだが使うのは1個)

シガーソケットメス

今回はシガーソケットを使わない

12Vバッテリーだとシガーソケットを用意するのが定番かと思いますが、接続する機器ごとにオス側を用意するのが大変です。

2極カプラーの構成

左側のメスを使う

2極カプラーの構成はこのような感じで、今回はバッテリーからの電源取り出しなので左のメス側を使います。

バッテリーターミナルも同じくエーモン製(8851)を使います。

ターミナルの形状

太い電線を2本のボルトで締め付けるものですが、今回は細い電線を使うので丸端子を直接ボルト止めして使うことにしました。

低圧配線用の裸圧着端子

裸圧着端子

圧着端子には低圧回路用のものを使うことにしました。これはカー配線用のものだとターミナルに使うには柔らかいような感じがしたためでサイズはR2-6です。

ターミナルカバーもエーモンの専用品を用意しました。

カプラー用に使う圧着工具

カプラーの端子をかしめる工具は一般的な車の配線用圧着ペンチを使います。

低圧工事用の圧着工具

取っ手の赤い裸圧着端子用圧着工具
2.0でかしめる

ターミナル側の圧着端子用には電気工事用の圧着工具を用意しました。

2極カプラーを使った電源取り出し配線の作成

ヒューズホルダーの配線をカット

最初にヒューズホルダーの配線(2sq)を切断します。

先端の被覆を剥く

つづいて先端の被覆を剥きます。

カプラーの端子をかしめる

カプラー用のメス端子をかしめます。

赤黒のカプラー用端子

黒線はヒューズホルダーの配線と長さを合わせて切断し両端を整え、赤線と同じ要領でカプラー用の端子をかしめて取り付けます。

次のターミナル側の端子を取り付けますが、ここで赤黒両方で配線のターミナル側にはカバーを先に通しておきます。

丸型の裸圧着端子をかしめる

丸端子は電気工事用の圧着工具を使ってかしめます。ここで使う電気工事用の工具は指を挟むと危険ですので充分に注意します。画像はプラス側の赤線ですが黒線がわにも取り付けてかしめます。

カプラーに端子を差し込む

端子を差し込んでカプラーを組み立てます。このとき奥まで差し込まれているか、軽く引いてみて抜けないか確認しておきます。

端子をボルト止め

端子をターミナルにボルト止めします。ここではドライバーで締め付けていますが、このボルトにはスパナを使う癖をつけないようにしています。

テスターで導通テスト

全て組みあがったらテスターで導通をテストします。(バッテリーに繋いでから電圧をチェックするには2極間が狭すぎるので注意)

バッテリーへの取り付け

プラス極にターミナルを取り付け

最後にバッテリーへ取り付けます。ターミナルの向きは基本的に外向きですが、単体での運用だと不都合がありそうなので内側に向けて取り付けます。

マイナス極にもターミナルを取り付け

締め付け用にはサイズの短いメガネレンチを使っています。これは端子間のショートを避けるためですが、工具の選定だけでなく扱い方にも十分注意が必要です。

電源取り出しコードが取り付けられた12Vバッテリー

以上で車載用のバッテリーから12V電源を取り出す準備ができました。

2極カプラーは取り付けに細かな作業が必要ですが、シガーソケットタイプのプラグを用意するよりコスパが良いので気軽に直流12V対応の機器を接続できると思います。

ただし、この12Vバッテリーを安全に使用するとなると用途は極めて限られるので、まずはテスト利用からということになりそうですね。

カーバッテリーの取り扱いについての注意

最後に、車載用のバッテリーを電源として使用する際に気を付けなければならないことについてです。

充電時のガス発生に注意

バッテリーは充電時にガスが発生するので、充電作業は風通しの良い場所で行う必要があります。

本来は、車のエンジンルームなど外気に常にさらされた状態で使用するものですので窓を閉め切った屋内での充電などは避けるようにしましょう。

横倒し厳禁

カーバッテリーは横に倒してしまうと中の電解液が漏れ出すため、使用場所が限られます。

振動や衝撃を受ける場所なども避けたほうが良いでしょう。運搬時に漏れた希硫酸が衣服に付着すると穴が開いたり破れの原因になります。(経験からは木綿の生地が特に弱いように感じます)

感電やショートの危険

車用に設計されたバッテリーなので、人が容易に触れる環境での使用が想定されていない性質を持ちます。端子間のショートや、12Vという低電圧であっても感電の危険性があることに注意が必要です。

日常的に、よく目にする乾電池やコンセントプラグなんかに比べバッテリーの端子の大きさを見れば、外に流れる電流は大きいことが分かるはずです。

また、これら以外の注意点についても、各メーカーの取扱説明書を十分確認するようにしてください。

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レーザー彫刻機用アプリケーションLaserGRBLはフリーで使えてWindows対応https://tb.danman.jp/lasergrbl-free-application-windows/Sun, 01 Jun 2025 02:17:51 +0000https://blog.danman.jp/?p=101

TOTOの旧型フラッシュバルブTV750(M)型へウォシュレット用分岐金具TH484を取り付けるには、既存の連結管の取り外し専用工具TZ115-3Sが必要です。この工具は設備屋さんの間でもあまり知られていないようですが、これがないと連結管を外すのは困難のようで、かなりきつくハマっています。 ]]>

LaserGRBLはレーザー彫刻機をPCから動作させるために使うWindows対応のアプリケーションソフトウェアです。

公式サイトから無料でダウンロードが可能で、直感的な操作で画像データなどを読み込めて対応機種に出力することができます。

ここではWindowsPCでLaserGRBLを導入する方法から、実際に画像を取り込んでレーザー彫刻機「OUTURのAufero Laser1」に出力するまでの手順を簡単に説明しています。

LaserGRBLの導入

LaserGRBLは公式サイトから無料で入手が可能です。

LaserGRBL公式

ダウンロードページにはGitHubへのテキストリンクも張られていますが、大きく表示されているダウンロード用バナーをクリックすれば直接PCへダウンロードすることもできます。

公式サイトからダウンロード

ダウンロードできるのは実行形式のファイル(install.exe)なので、そのままアイコンをダブルクリックすることでインストールプログラムが開始されます。

laserGRBLの起動

インストール後にスタートメニューからLaserGRBLを起動すると、この動画作成時点のバージョン(v7.14.1)では言語が最初から日本語表示に、色もダークモードで起動する仕様になっています。

LaserGRBLの起動画面

LaserGRBLを起動後に表示される画面

基本的な使い方は画面の右下に表示されています。マウスの左ボタンを押したまま動かすことで表示位置を調整したり、マウスのホイールを使って拡大や縮小の操作が可能です。

画像データの読み込み

マシンに出力したい画像データをLaserGRBLに読み込む方法は、一般的なWindowsアプリケーションでファイルを読み込む方法と同じです。

上部のメニューバーにあるファイルからファイルを開くに進み、画像データが保存されているフォルダに移動して目的の画像ファイルを指定します。

読み込むことができるデータの種類はBMP、JPG(JPEG)、PNG,などの一般的な画像データになります。

画像ファイルを指定すると、すぐに各パラメータを設定するためのダイヤログボックス「ラスター画像をインポート」が表示されます。

一つ目の設定ダイヤログボックス「ラスター画像をインポート」

ラスター画像をインポート

この一つ目に表示されるダイヤログボックスで、覚えておきたい基本的な設定メニューはディザリングオプションの中にある品質の設定です。

この品質設定はmmあたり何本の線を彫刻するかを指定するもので、メーカーサイトやWeb上の情報などを参考に設定が可能な項目の一つで初期値は3(3.000)線/mmになっています。

最初の設定が済んだら、次へを押すことで2番目のダイヤログボックスが表示されます。

二つ目の設定ダイヤログボックス「ターゲット画像」

ターゲット画像

この「ターゲット画像」のメニューで押さえておきたいポイントは3つあります。

一つ目は速度「Engraving Speed」mm/minで初期値は1000です。ここはレーザーモジュールが動く速度を1分あたり何mmにするかという設定です。

二つ目がレーザーオプションのうちの「レーザーモード」で初期値はM3です。

三つ目は同じレーザーオプションの「最大」のところで、ここはレーザーの強度を設定する部分と理解しておいて良さそうです。初期値は1000(100%)になっています。

ここまで取り上げた4つのパラメータが、機器を動作させるのに押さえておきたい基本的なポイントです。

その他には、2つ目のダイヤログボックスの下にある「サイズ」の設定が、ぜひ理解しておきたい部分です。

ここはポイントというよりはレーザー彫刻の出力範囲をバランスよく対象物に合わせるためにチェックしておきたい項目で、X軸Y軸方向ともにmm単位で指定が可能になっています。

読み込んだ画像データ

読み込んだPNG形式の画像データ

また、オフセットを適正に調整することで小さな材料でもマシンの動作エリアの中央付近を使って作業することが出来るようになります。(画像ではY軸方向に3mmのオフセットを指定していますが、実際の加工時には数センチに広げています)

これら必要なパラメータの編集後に「作成ボタン」を押すことで画面に読み込んだファイルの彫刻イメージが表示されます。

レーザー彫刻機の接続と出力

表示されたCOMポート番号

PCとレーザー彫刻機をUSBケーブルで繋ぐと左メニューにCOMポート番号が表示されます。ここではCOM3になっていますが、表示される番号はPCによってそれぞれ違いがあります。

laserGRBLでのコネクト操作

接続ボタンのアイコン

マシンとの接続(前回テスト時の画像)

LaserGRBLアプリケーションと彫刻機の接続は左メニューにある緑色のアイコンをクリックします。USB接続用ドライバのインストールについては各製品に付属の取扱説明書などを参考にして行います。

ここで使用しているAufero Laser1はCH340チップ用のドライバをWindows11PCへインストールして動作させています(Win10など例外的に自動的にドライバがインストールされる場合もある)。

CH340用ドライバはLaserGRBLの「ツール」メニューからもインストール可能なようです。

接続後は赤と青が点灯

Aufero Laser1ではPCとの接続が正常に行われると本体の青LEDが点灯します(接続前は赤色だけが点灯している状態)。

赤のプラグアイコン

ソフトウェア側では緑だったプラグアイコンの色が赤に変わります。

彫刻する素材(対象物)の配置

モジュールの進行方向

彫刻作業はイメージの下から上へ進行する

このあと、出力操作をしたときのマシンの動作はAuferoLaser1を例にした場合、マシンやLaserGRBLの設定がデフォルトのままであれば、レーザーの照射開始は画面の左下付近にあるレーザーモジュールの起点位置(オフセットを設定していればそれより上や右に寄せることができる)から開始され下から上方向に移動しながら進み彫刻を完成させます。

アプリケーション上のX軸、Y軸

また、laserGRBL上に表示されるX軸、Y軸それぞれの位置関係や動作方向は次の画像に入れた矢印の通りに再現されるので、実際に使うマシンでも動きが合っているかチェックしておきましょう。

中心位置に合わせて対象物を配置

モジュールを中心位置に移動させ対象物を配置した例
ここではオフセットを大きめ(Y軸方向に数センチ単位)に設定

マシンへの対象物の配置は加工前に起点や中央位置にレーザーを当てて確認できますが、素材や表面の色によっては焦げてしまったり調整時からゴーグルで目を守る必要があるなど注意が必要です。また、手や指先などにもレーザーが当たることがないようにしましょう。

この彫刻画像の中心を確認したり動作範囲の外周にレーザーを照射できる機能は、事前に面積が大きめのテスト素材を用いて弱い出力で確認しておくと安心かもしれません。

画面下にあるボタンメニューの種類

レーザーモジュールのポジションを指定

スタート前にモジュールを操作できるボタンメニュー

画像イメージが表示されている画面下にあるボタンメニューを押すことで上で説明した準備段階でレーザーモジュールのポジション操作が可能です。

①~⑥まで各ボタンの機能は次の通りです。

各メニューボタンの種類
  1. レーザーモジュールを0位置(起点)に戻す
  2. レーザーモジュールを中心位置へ移動
  3. レーザーモジュールを彫刻開始位置へ移動
  4. 彫刻範囲の確認
  5. 連続したレーザーの出力
  6. 一時的なレーザーの出力

③のボタンを押したときの移動位置は、オフセットを設定していた場合では①のときの動作で戻る0位置とは違いオフセットされた彫刻開始位置になります。

④~⑥の操作では、実際にレーザーが照射されるので保護メガネが必須です。機器の取り扱いについては製品付属またはメーカーサイトの取扱説明書や注意書きに従ってください

またテストのためにレーザーを当てただけでも、実際に対象物や作業台保護のために敷いたプレートを彫り込んだり切断させたりする可能性があるので注意が必要です。

スタートをクリックしてマシンで彫刻を開始

スタートボタンのアイコン

スタートボタン(前回テスト時の画像)

アプリケーションの機能が確認出来たら実際にマシンを使用した彫刻作業に移ります。彫刻対象物をセットしてゲージを使った焦点の調整を済ませた後、LaserGRBLの左メニューにある「プログラム実行アイコン」(接続の2つ下)を押して彫刻をスタートします。

動作開始時にはPCのスピーカーから効果音が発せられます。

彫刻動作中に表示される画面表示

彫刻中は進み具合が確認できる

レーザーによる加工中は、彫刻の進み具合が緑色で表示され確認できます。加工時間は材料の種類や面積、設定した品質などで異なり、ものによっては数10分、金属などで高品質な設定を使うと1~2時間以上(5W出力機の場合)かかる場合があります。

彫刻中の画像

動作中のAuferoLaser1

モジュールがレーザー光を出しながら素材を彫り進め、指定した画像データの通り彫刻が終了するとレーザーモジュールは自動で起点にもどります。

ここまでが、LaserGRBLを使った基本的な作業の流れになります。

今回、動作テストに用いたのは缶詰の空き缶です。前回使った蓋の方はアルミでしたが今回使った容器のほうは磁石につくので鉄かと思われます。

参考までに、速度を100にしたときと150にしたときの2パターンでテストしてみました。

2つのスピードでテスト

上側の速度を100に設定してテストしたほうが色が濃く元データを忠実に再現できているように見えるのに対し、下の速度が150で彫刻したほうは輪郭が目立たない感じです。

このテストでスチール缶を対象に設定した主要パラメータの値は次の通りでした(スチールでもメッキなどの表面処理や成分の違いで差がある模様)。

品質10線/mm
速度100(150)
レーザーモードM3
出力(最大)1000(100%)

ここまでの解説でPCのソフトウェアにLaserGRBLを使ってレーザー彫刻機を動作させる方法はそれほど難しいものではないことが、お分かりいただけたのではと思います。

レーザー彫刻機専用のアプリケーションは、このLaserGRBLの他に有料のLightBurnがありますが今回試したLaserGRBLに不足や不満を感じない限り、今のところ乗り換える必要はないかなと考えています。

レーザー彫刻機関連

AuferoLaser1 DIYで使えそうな出力5Wのレーザー彫刻機Aufero Laser1【動作チェックとアルミのテスト彫刻】

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DIYで使えそうな出力5Wのレーザー彫刻機Aufero Laser1【動作チェックとアルミのテスト彫刻】https://tb.danman.jp/diy-laser-machine-auferolaser1/Sun, 11 May 2025 02:17:17 +0000https://tb.danman.jp/?p=3301

DIY向けの手軽に使えそうなレーザー彫刻機を探していたところ目に留まったのがOUTURのAufero Laser1。 購入したのは5W出力のレーザーモジュール「LU2-4-SF」がセットになったオーソドックスな構成の製品 ... ]]>

DIY向けの手軽に使えそうなレーザー彫刻機を探していたところ目に留まったのがOUTURのAufero Laser1。

購入したのは5W出力のレーザーモジュール「LU2-4-SF」がセットになったオーソドックスな構成の製品で、ネット上では、MDFや木材を使ったレビューばかりで、他にどんな素材に彫刻できるかはほとんど未知数なある意味なぞな部分が多いレーザー機器ですが、自分なりに使い込んで解明していきたいと思います。

Aufero Laser1製品内容の確認

Aufero Laser1の本体

箱から取り出した本体

最初に、AuferoLaser1本体と一緒に梱包されている付属品などをチェックします。この製品は購入時に本体とレーザーモジュールは分かれた状態で箱に入っているので使用する際に組み立てる必要があります。

本体の大きさ

本体のサイズは横幅422mm×奥行315mm×高さ125mmの大きさで、これら公表されている寸法に配線類を含まれない模様です。

作業台が必要

本体より大きめの作業台が欲しい

利用にあたっては、レーザーモジュールの可動範囲をカバーできるだけの広めの作業台が必要になります。今回のセット内容では作業域の下面を保護するものが付属しないので使用時に机、テーブルや床を焼かないよう注意しなければなりません。

AuferoLaser1の付属品

付属品は、ACアダプタ、レーザーモジュール、保護メガネ、ゲージ用に使うプレート、USBケーブル、テスト彫刻用の板、工具類などが入っています。

ACアダプタの仕様をチェック

このうち、ACアダプタの仕様が日本国内向けのプラグ形状になっているか、レーザーモジュールの種類や個数が販売サイトの表記と合っているなども確認しておきます。(メーカーサイトによればAuferoLaser1のセット内容には数種類ある)

付属のレーザーモジュールLU2-4-SF

今回購入した彫刻機のセットはレーザーモジュールに「LU2-4-SF」を使用したもので、先端のカバーがマグネットで脱着可能な仕組みになっています。

彫刻機の組み立てと設定

LU2-4-SFを本体に組み付ける

Aufero Laser1の組み立ては本体に付属のレーザーモジュールを取り付け、配線のコネクターをレーザーモジュールの上部に差し込みアースとみられる配線の端子をネジで止めるだけです。

完成したAufero Laser1

レーザーモジュールと配線が固定出来たら組み立ては完了です。

ゲージ用に使うプレート

焦点距離を調整するためのゲージ

レーザーモジュールの取り付け高さは使う材料の厚みに合わせて、加工時にその都度付属のゲージを当てて調整する使い方になので組み立て時には特に微調整は必要ありません。

ポート類とスイッチ

組み立てが完了したら、本体にACアダプタを接続し電源ボタンを長押しするとシステムが起動しレーザーモジュールが標準で設定されている起点に移動します。

このとき起動に成功すると基板上にある赤のLEDが点灯します。(PCでソフトウェアと接続するとさらに青が点灯)

おそらく例外的なことと思いますが、もし電源を入れてもレーザーモジュールが既定の動作をしない場合、その原因の一つとしてファームウェアが本体にインストールされていないことが考えられます。

最新のファームウェアを本体に書き込む方法については、このあとの動作チェックの項目で扱うことにします。

無料アプリケーションLaserGRBLを使って動作チェック

LaserGRBLの起動画面

今回、PCで使うアプリケーションには無料で使える「LaserGRBL」を試してみることにしました。LaserGRBLは製品が到着するまでに公式からダウンロードして準備しておくことが出来ます。

このソフトウェアではBMP、JPG、PNGなどの一般的に使われる形式の画像ファイルを読み込むことが可能です。

LaserGRBLからAufero Laser1の接続は、機器本体とパソコンをUSBケーブルで接続したあと左サイドメニューにある緑の接続アイコンをクリックします。

ゲージを使って焦点を合わせる

レーザーの焦点距離を調整

レーザーモジュールの動作起点(またはデザインデータの中心点)を基準にして彫刻する対象物をセットしたら付属のゲージを使い焦点を合わせます。

黒塗りしたアルミの素材

今回、動作テストの対象物として用意したのは缶詰の蓋です。材質がレーザー彫刻に向かないアルミニウムでしたので彫刻したい部分を予め油性ペンで塗りつぶすことにしました。

LaserGRBLで画像データを読み込むときに設定した各パラメータの値は、速度が6000mm/分、彫刻モードをM4、レーザーの強度は1000(100%)、品質を15ライン/mmに設定してみました。

スタートボタンのアイコン

準備が整ったら、今度はLaserGRBLの左メニューにある「プログラム実行アイコン」(接続の2つ下)を押して彫刻をスタートします。

動作中のAuferoLaser1

レーザーによる彫刻は横向きのラインを描きながら奥へ進む

実行中にレーザーモジュールは横線を描きながら下から上方向へゆっくり移動し約50秒ほどかけて彫刻が完了しています。

彫刻が終わった缶詰の蓋(テストサンプル)は油性ペンで塗りつぶした部分にパーツクリーナーを吹き付けてから拭き取ることで彫刻した画像を確認できるようになりました。

完成した彫刻

当初、難易度が高めと想定していたアルミでも文字がはっきり読み取れる仕上がりで、設定次第では他の金属にも使えそうな感じはしますが、その辺の判断は今後も何度かテストを繰り返してからになりそうです。

Aufero Laser1のファームウェア更新

Aufero Laser1の新しいファームウェアはORTUR社の公式サイトからダウンロードできます。

リセット操作後のLED点滅

リセット時は赤青点滅、通常接続時は赤青点灯

ファームウェアの書き込みをするためには本体を一度リセットさせます。リセット操作は、電源ボタンを長押しして本体を起動したあとに電源ボタンを離さないままリセットボタンを1度だけ「チョイ押し」します。

新しいファームウェアの書き込み

すると、接続したPC上で「AuferoLaser」という名称の外部メディアが確認できるようになるので、その中にダウンロードしたファイル(動作チェック時のバージョンはESP_AUFERO1_191.bin)をコピーし書き込んだあと電源をOFFにすれは新しいファームウェアが適用されます。

このファームウェアの書き込みについてですが、参考までにですが私が購入した個体では初回の起動時に誤操作をしてしまったのか、電源ボタンを押した後にマシンが正常に起動せず、このファームウェア更新時に行うリセット操作をした後と同じ赤と青のLEDが点滅してしまう状態でした。

そこでも、USB接続の外部メディアとして表示されたAuferoLaserという領域にダウンロードしたファームウェアをコピーしたら、本体が初めて正常に起動できたという経過があります。

そんな思わぬトラブル?もありましたが、今回の動作テストの結果の通りアルミ素材への彫刻も済ませることができ、DIYでの実用的な運用に向けて可能性を広げていけそうな感じです。

レーザー彫刻機関連

レーザー彫刻機用アプリケーション レーザー彫刻機用アプリケーションLaserGRBLはフリーで使えてWindows対応

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古い玄関チャイムをメロディータイプに付け替え【Panasonic EB15からEC5227W】https://tb.danman.jp/door-chime-ec5227w/Sun, 23 Mar 2025 02:17:52 +0000https://tb.danman.jp/?p=3275

築40年以上経った住宅で使われている古い玄関チャイムはボタンを押すと「ピーンポン!」というアナログな音が出るタイプ。 今回はこの住宅に住む家主(親族)の意向によりメロディータイプの玄関チャイムに付け替えることになりました ... ]]>

築40年以上経った住宅で使われている古い玄関チャイムはボタンを押すと「ピーンポン!」というアナログな音が出るタイプ。

今回はこの住宅に住む家主(親族)の意向によりメロディータイプの玄関チャイムに付け替えることになりました。

EB15からEC5227Wへ付け替え

古い玄関チャイムEB15

長いことこの家で使用してきたのは当時のNational製EB15という型番の玄関チャイムでした。

玄関の押しボタンEG331

玄関に設置されているのボタンは、ものは古いですが多く普及している形で現在でも見かけることがある押しボタン。

これをボタンを押すとメロディーが流れるタイプのものへ付け替えることにします。

Panasonic製EC5227W

購入したのは、単三電池1本で稼働するPanasonicのEC5227W。押しボタンは現在の物をそのまま使用します。

EC5227Wの内部

EB15が取り付けられている場所の近くに100V電源がなく家の構造上、天井裏や壁内を通線させるのが難しい状況と判断し、やむを得ず新しいものも乾電池式の製品を選定するに至った次第です。

なお、EC5227Wには音量を調整できる機能はついていませんのでその点は注意が必要です。

本体の付け替えと配線の接続

本体の付け替えにあたって、これまで使用していたEB15のカバーを外し端子の接続を確認してみます。

EB15の配線端子

1-3の2端子へ接続された配線

EB15では1番と3番の端子に押しボタンからの配線を接続しています。ネジを緩めて配線を外しますが画像で分かる通りマイナスドライバーが必要でした。

EC5227の配線端子

1-2への接続でメロディーになる

新しいEC5227Wでは、押しボタンの配線を1-2へ接続するとメロディーが流れ、2-3に接続した場合には単純なピンポン音が鳴る仕組みです。

内部の比較

EB15で本体を取り外したところでEC5227Wと並べてみました。EC5227Wのほうが外見も中身もコンパクトな感じを受けます。

新しいEC5227Wの配線

壁への固定はどちらもネジ2本が使われますが、EC5227Wには新しい取り付けネジが付属しているのでそちらを使って取り付けました。

音はメロディーで使用したいので今回は1-2の端子へ配線を接続しています。

単三電池をセット

配線が接続できたら電池をセットし玄関のボタンを押してテストしてみます。本体正面にもテストボタンがありますが配線のチェック用ではないため玄関の押しボタンを使ってチェックします。

取付けが完了したEC5227W

動作に問題がないことを確認出来たらカバーを取り付けて完了です。

従来のEB15はボタンを押すとピンポン音が1回鳴るだけ、今回取り付けたEC5227Wのメロディー音はピンポン音より鳴動時間が少し長くなるので気づきやすいという効果を狙っての付け替えでした。

メロディータイプへの変更で満足できるかどうかは、しばらく使ってみないと分かりませんがこれがだめなら更に別な対策が必要かと思われます。

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冷媒管の切断面を整える工具「リーマ」のことhttps://tb.danman.jp/pair-coil-reamaer/Sun, 09 Mar 2025 02:17:06 +0000https://tb.danman.jp/?p=3258

エアコンの取り付け作業の工程で冷媒管を設置場所に応じた長さにカットした際に切断面に生じたバリを取り除くことになります。 このバリとり用にはリーマと呼ばれる工具を使うことになりますが、専用のリーマには大きく分けて二つの種類 ... ]]>

エアコンの取り付け作業の工程で冷媒管を設置場所に応じた長さにカットした際に切断面に生じたバリを取り除くことになります。

このバリとり用にはリーマと呼ばれる工具を使うことになりますが、専用のリーマには大きく分けて二つの種類があります。

一つは筒状の外装の中に面取り用の薄い金属の刃が内蔵されているタイプ。もう一つは細い持ち手の先にクランク軸が突き出ていてその先に配管のサイズに見合った専用の刃が付属するタイプです。

円筒に刃を内蔵したタイプのリーマ

筒状のリーマ

私が使いやすいと思っているのは樹脂製の筒の中に薄い刃が内蔵されたタイプのほうです。

細長い持ち手のタイプも使ったことがありますが、こちらの筒状の形をしたリーマのほうが配管の切断面に対して圧倒的回しやすい(削りやすい)と感じます。

内部にある刃

内側にある3枚の刃

もちろん仕上がりや使いやすさは、それぞれ個人差があることと思いますが、実際にバリ取り用として使用しているのはこの円筒に刃を内蔵した形のリーマ。

値段的に安価なものが多く不安ではありますが、これで切断面を仕上げた後にフレア加工をして冷媒漏れによる不具合が生じたことは今までありません。

デメリットは替え刃を交換できないということくらいでしょうか。

反対側でパイプの外側を削れる

この筒状のリーマはものによっては反対側を使って切断面の外側もバリ取りすることができます。

クランク機構タイプ

一方、先端に刃が突き出ているタイプのものは現物が手元にないので説明しにくいですが、パンタグラフジャッキの操作やホースリールでホースを巻くような要領で持ち手を動かして切断面に当てた刃先を回転させるというものです。

左手でパイプを持って右手でグリグリ面取りするのは刃を内蔵したタイプと同じですが、刃と持ち手の間にクランク軸があるので丸い冷媒管の切断面に均等に押し当てるのに感覚が掴みづらく感じられます。

パイプの中心と刃の先端を合わせつつその状態を保ったまま、片手だけでグリップ部分を操作するには、ちょっとした慣れとテクニックが必要になるのではと思います。

私が、最初に練習用に使ったのはこの細長タイプのものですが、実用としては先の構造が単純な円筒形のものしか使っていません。

人によって使いやすさに違いはあると思いますので、DIY用として使うならどちらか一つ選んで切断からフレア加工までの工程を含め何度か練習してみると良いでしょう。

エアコン用に使う工具

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N-ONEのセンターロアカバーを固定しているクリップ(90667-TC0-U01ZA 互換品)https://tb.danman.jp/clip-center-console-honda/Sun, 23 Feb 2025 02:17:07 +0000https://tb.danman.jp/?p=3249

N-ONEの運転席を助手席の間にあるセンターロアカバーは3か所が樹脂製の専用クリップ(リベット)で固定されています。 この黒いクリップは欠けたり紛失してしまうと、他のサイズの大きなクリップと違ってホームセンターなどで見つ ... ]]>

N-ONEの運転席を助手席の間にあるセンターロアカバーは3か所が樹脂製の専用クリップ(リベット)で固定されています。

この黒いクリップは欠けたり紛失してしまうと、他のサイズの大きなクリップと違ってホームセンターなどで見つけるのが難しいです。

代用品として互換パーツを試してみる

以前にエアコンの風向きが切り替わらない不具合を直すために、グローブボックス周りのパネルを外した際にセンターロアカバー部分も取り外していますが、このときに小さなクリップを破損させてしまっていてサイズが同じものとして使ったのが次のものです。

ちなみに破損させたと思っても再利用しにくいだけで実は使えたりもしますので、そんな期待をお持ちのかたはページ中盤『先端が広がった純正品を再利用する』を先に御覧になっていただくと良いでしょう。

今回用意したクリップは3個セットで販売されていたものです。

ホームセンターにある一般的なサイズのものよりお求めやすい価格設定でしたが送料はかかっています。

新品はガイド付き

右に置いた純正品と比較してみると先端に差し込む際のガイドに使われる細い部分がありますが、これも純正だと「新しいうちは付いてたのかな?」という感じです。

運転席側手前の装着位置

試しに運転席側の1か所でこの互換パーツを使ってみます。

先に先端側を押し込んでから、固定用の中心部分を押し込んで固定する要領です。

装着できた新しいクリップ

画像のようにピッタリハマりました。

ほぼ同じ大きさ

この互換品のパーツは、表面に出る部分を純正とならべて比較してみると奥行きの違いで若干純正品(右)が小さく見えますが肉眼ではほとんど同じ大きさでした。

先端が広がった純正品を再利用する

ここまで画像をご覧になって勘のいい方は気づいたかもしれませんが、純正品と新品の互換パーツでの大きな違いは先端部分のガイドがあるかないかだけ。

純正品にはもともとついていたか今となっては分かりませんが、純正品が再利用できないのはこのガイドの有無と先端に開きが生じてしまっているからです。

先端のガイドを再生するのは困難ですが、外側に沿っている先端を一時的に閉じる方向に癖をつけてやるのは簡単にできそうです。

アウターの先端を閉じる

左側に置いたアウター部分の先端を閉じてみる

そんなわけで、純正クリップの先端を輪ゴムなどで閉じて10分程度放置し一時的に反りを戻してやります。

助手席側の固定位置

試してみるのは助手席側

アウターを先にセット

クリップのアウターを先に挿入

この先端が一瞬元通りになった状態で固定部分に押さえにあたる部分を挿入。

純正品を再利用して固定

続いて手前に押し込みボタンがある中心部分を入れて内側を開いてやると画像のように再利用ができました。

運転席奥側の留め位置

残りの1つ運転席の奥側についても同じ要領で再利用を試してみます。

運転席奥も再利用で固定

しばらく様子を見てみないと断定できませんが、部品の程度によっては再利用が出来そうな感じです。

クリップは樹脂製ですので経年や取り外すさいの衝撃で部分的に消耗や破損があると今回の方法での再利用はできませんが試してみる価値はあるかもしれません。

また、使えないクリップが1つでもあったら購入時の注文単位が1個でないかもしれないので他も新品に交換してしまったほうが安心できることでしょう。

泥除け用のクリップ

新しい留め具で固定されたマッドガード N-ONEのマッドガードの留め具が外れたので社外品を使ってみた【amon:3816】 上側がモードモータ N-ONEでエアコンの吹き出し口が切り替わらない不具合を修理解決

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N-BOXのスマートキーでコイン電池を交換【JF5など幅広タイプ】https://tb.danman.jp/smartkey-battery-honda-n-box/Sun, 09 Feb 2025 02:17:35 +0000https://tb.danman.jp/?p=3235

ホンダN-BOXのスマートキーでコイン電池を交換を交換したときの記録です。 Nシリーズ用のスマートキーは初期型の細長タイプの他に普通車と同じ大きさの幅広タイプのものがあり車種ごとに異なる設定になっているようです。 今回は ... ]]>

ホンダN-BOXのスマートキーでコイン電池を交換を交換したときの記録です。

Nシリーズ用のスマートキーは初期型の細長タイプの他に普通車と同じ大きさの幅広タイプのものがあり車種ごとに異なる設定になっているようです。

今回は、JF5 N-BOXなどに使われているこの幅広タイプのもので内部のコイン電池(バッテリー)を交換してみました。

ホンダ車のスマートキーボタン側

車種によってはこのタイプのスマートキーが使われている

実際に交換してみると、従来の細長タイプのものに比べてケースが固めでカバーを開けるのも閉じるのも難しいので、心配な方は販売店などで確認するか、たとえ有償でも車屋さんへ電池交換をお願いしたほうがよいでしょう。

また、N-ONEやNシリーズの初期型で使われている細長いタイプのキーについては別ページに交換方法を載せています。

ホンダNシリーズ軽自動車スマートキー(細長タイプ)の電池交換【JG1:N-ONE】

スマートキーのケースを開ける

N-BOXに採用されているスマートキーの電池を交換する方法についてはメーカーの公式に解説があるので、そちらに目を通しておくと分かりやすいかと思います。

Hondaスマートキーの取り扱いと電池交換

交換にあたって使用したのは、CR2032コイン電池と次の物です。

CR2032リチウムコイン電池

画像のコイン電池は3個入りですが使用するのは1個です。

スマートキーを開ける際に傷がつきにくいように薄手の布(破れてもよいもの)とギター用のピックを使っています。

ピックについてはメーカーで指定していないのと使い方を誤ると逆に固定用のツメやキー本体を破損させる原因になるので注意が必要ですが、ケースが固すぎて指先だけでは不安な感じでしたので使うことにしました。

物理キーを引き抜く

交換作業は最初にスマートキーに差し込まれているドアロック解除用の物理キーを引き抜きます。

引き抜いた鍵

メーカーサイトの解説によれば引き抜いたこのキーを使ってケースを開けることになります。

ケースの開け口にキーをセット

キーの持ち手部分を用意した薄い布で覆ってスマートキーに差し込みます。

先端を回す

差し込んだキーを矢印方向へ回転させる感じでケースの一部を開きます。

一部が開いたスマートキー

部分的にすき間ができたスマートキー

ケースの外周を外す

あとは手でケース全体を上下に分ける要領で開けることができるはずですが、実際にはがっちりハマっていて固いので、今回は画像のようにピックを差し込んで(ほんの先端だけ)少しずつゆっくり左回りで開けています。

内側にあるツメの配置についてはページ下に画像(ケース外周にあるツメ)を置いています。

カバーが開いたスマートキー

ケースが開くと内部にある電池が見えます。

この裏にコイン電池がある

開け方によっては、電池が載っている基盤が逆側に張り付いていることがあるので画像のような半透明のシートが見えるときは剥がしてボタン側に載せましょう。

コイン電池CR2032の交換

古い電池を取り出す

消耗した電池は所定の枠に固定されているので爪などをかけて外します。ここでもギター用のピックが便利に使えますが深く刺し込むと裏にある端子を破損させてしまうので注意が必要です。

内部のバッテリーボックス

取り外したら新しい電池をセットしてケースを閉じます。

新しいコイン電池をセット

閉じるときも固いので無理はできませんので、慎重に合わせて押し込みます。

先の画像で固定用の爪をチェックしてみると赤で囲んだ5箇所で固定されるようです。

ケース外周にあるツメ

開けるときにキーを引っ掛けて外したほうのツメが広範囲に渡っているので、こちらを先に入れてから押し込むか、もしくは、その逆かどちらかでしょうか。公式でもそこまでは解説されていない模様。

このタイプのスマートキーは普及はしているものの電池交換の難易度は高めです。少しでも分からないことがあったら途中からでも販売店に持ち込んだほうが良さそうです。

N-ONEのスマートキー(細長タイプ)

HONDAスマートキー ホンダNシリーズ軽自動車スマートキー(細長タイプ)の電池交換【JG1:N-ONE】 紫色の軽自動車バッテリー N-ONEバッテリー交換2回目にGSユアサM-42Rを使ってみた N-ONEカーメイトTE-W72HG リモコンエンジンスターターをホンダN-ONEに取付け【カーメイトTE-W72HG】

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