これからの時代はIoT、そしてIoT家電と言えばエアコンのこと。
そんな家電の最新技術の恩恵を賜りたいと購入したのはMAC-900IFという三菱エアコン用の遠隔制御用インターフェイス。
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霧ヶ峰「別売」システムコントロール部品
MAC-900IFは三菱のルームエアコン「霧ヶ峰」の別売り部品で、取り付けには室内機のカバーを外す必要があるので、一般の利用者が自分で取り付けるのには難易度が高めの機器です。
この手のアダプタは、使用するルームエアコンがMAC-900IFに適合しているかどうか慎重に調べる必要があるので、導入に際しては専門業者へ相談された方が良いでしょう。
画像の室内機はMSZ-GE4020S-WですがMAC-900IFの利用には機種によって一部制限(利用できない機能)があります。
MAC-900IFを使ってできること
オプション品のMAC-900IFはエアコン室内機(霧ヶ峰)に接続しスマホアプリの「霧ヶ峰REMOTE」を介して利用することになり遠隔で以下ことが出来るようになります。
- 室温の確認
- 冷暖房運転
- 設定温度の変更
- ON・OFFタイマーの設定
- 使用電力量と電気代の目安確認
大まかには、この5つですが外出先から室内の温度が分かるのと、冷房・暖房運転が可能なのはとても便利です。
なお、室温の表示は冬に一定の気温以下(とても寒い日)は計測してくれない仕様なので、真冬日には温度によらず帰宅前にエアコンを運転させておくようにしています。
アプリ霧ヶ峰REMOTEの表示画面
以下がアプリでの操作画面(Android版:霧ヶ峰REMOTE)になります。
この画面からも室温の確認と電源のON・OFF操作が行えます。
エアコン一覧からの操作はON/OFFのみが可能。
エアコン一覧から詳細を表示させたいエアコンをタップすると画面が切り替わります。
運転中はこの画面で温度設定の変更が可能です。
タイマー機能や電気代のチェック
機器の表示モードとアプリ左上のメニューでタイマーの設定や電気代のチェック(目安)が可能です。
タイマーの設定は4つ設定できますが、ONとOFFは別項目での設定になるので使い方によっては実質2つになります。
それぞれ、曜日ごとの適用が可能ですので土日は在宅が多いとかの場合はタイマーの適用を除外することが可能です。
電気代、電力量がそれぞれチェックできます。
どちらも目安の確認程度になります。
以上の他に、私は使っていませんが室温をメールで知らせる機能やスマホの位置情報を使って自宅近くに戻ってきたときにエアコンのスイッチを入れるといった項目(未検証)があります。
また、接続する機種によっては利用できる機能に制限があるかもしれません。
当記事で紹介したのは基本的な機能になりますが、MAC-900IFを設置し自宅の無線LANに接続することで、外出先からスマートフォンによりエアコンの運転停止が可能になります。
※当該オプション品は個別に購入が可能ですが、取り付けには室内機のカバーを外す必要があり通常想定されるDIYの範囲では取り付け不可です。
オプション品の設置は業者へ依頼されることを強くお勧めします。
暑い日には、帰宅前に冷房を入れ寒い冬にはあらかじめ暖房を運転させておくことで帰宅してすぐに快適な温度環境を得られることになります。
赤外線を使う社外品
同じ機能をもったもので、赤外線でリモコンを操作させる社外品も販売されていますが、MAC-900IFはメーカーの純正部品なので安定して動作が可能なのではと期待しています。
なお、当記事で利用した霧ヶ峰REMOTEのバージョンは3.6.0です。
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