車のカーナビ用にUSBジャックを付ける場合、できればパネルにスッキリと収まっていた方が見た目がよいことでしょう。
今回の挑戦は、N-ONEで使用しているHONDAの純正ナビGathersVXM-145VSiにオプションのUSBジャックを自分で取り付けるというものです。
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ホンダ純正ナビ用USB接続ジャック
用意したUSB接続ジャックは、ロアパネルあたりの平らなスペースに加工を施してUSBのメス側を埋め込むものです。
箱にはHondaAccessの記載がありKIT,USB CORDと書かれています。型番はUSB-08A41-0S0-000(一部ゼロなのかオーなのか?)
部品構成は写真の通りで、カーナビ本体の裏側にコネクタをさしてケーブルはエアコンの操作パネルの奥を通す形で施工できればカッコよく仕上がるでしょう。
接続ジャックを埋め込む部分を加工
最初から要領が分かっていれば、付属品を見て簡単な方法で設置できたのですが埋め込む部品の寸法通りに加工する面倒な方法で設置することにしました。
実際には付属の型紙の通りに穴をあけ、その穴に沿って取り付け面を切り抜き、USBジャック本体と加工した取付け面の間にはもう一つ枠状の樹脂パーツを入れるようになります(こちらの正規の施工法のほうが簡単)。
埋め込みソケットの寸法を測る
考えるより行動とばかり寸法を測ります。
寸法を測ったら、いよいよ切抜き加工へ進みます。
取付け場所を加工
切り抜く場所を罫書きします。
ロアパネル(正確な呼び名が分かりませんが)本体を取り外して安定した場所で加工するのが本来の施工方法なのでしょう。
写真には残していませんが、半田ごての先にカッターの刃のような先を付け溶かしながら切り抜きました。
ちょうど下に付けているETCのカード挿入口は面取りなどでゴミが入らないようテープで養生しています。
ナビVXM-145VSiの背面にコネクタを接続
VXM-145VSisの裏面を上からのぞいた様子です。左から二番目のコネクタが今回刺したUSBケーブルのものです。このケーブルの先を切り抜いたパネル側へ通します。
ケーブルを通す作業はナビ側からワイヤー上の固い線上のものを先に通しケーブルの先端を括り付けて上に引き上げる方法がやりやすいでしょう。
今回車体のパネルは一切取り外していませんので、ソケットとコネクタをUSBジャックの背面に取り付けるためにケーブルを表に出します。
これは横の隙間から手を入れて通しました。
ここまでくればソケットを枠にはめ込みケーブルのコネクタを指すだけです。
取付け完了
肝心のUSBソケット部分がパネルに上手く埋め込めるのかがポイントになりますが、ご覧の通りなんとか形にはなったようです。
これがケーブルのみの設置だとメス側のプラグをどこかに置いておかなければなりません。
設置のメリットとしては、iPhoneやiPodを接続し音楽再生が可能でナビのディスプレイに曲のサムネイル画像などが表示可能になりました。
USBなしのBluetooth接続だと曲順の設定などで小回りが利かないようでしたので、それらの問題の解決にもなっています。
※注意:適合する型番についてはメーカー等への問い合わせなど確認が必要です。
USBジャックの取付は、このように素人向けの作業ではなく自分で付けるとなると果たして上手く仕上げることができるか不安ではありますが、そういった純正オプションが実際に手に入るなら挑戦してみたくなるものす。
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