ホンダN-oneはオイル交換するときのドレンプラグやフィルターが車体前方右側の手が届きやすい場所にあります。オイルフィルターの交換もコツを覚えてしまえば結構簡単です。
ちなみにフィルターを交換した時に必要なエンジンオイルの量は2.6リットルだそうです。
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右側フロントバンパー下を覗くと見えるフィルター
N-ONEのオイルフィルターはエンジンの右側前方に位置していて、オイルを抜くためのドレンプラグも近くにあります。
ちょうど右のバンパー下からのぞき込むと見えます。
エンジンオイルを抜く
フィルターの交換をする前にまずエンジンオイルを抜きます。
位置的に見てオイルを抜かなくても交換できそうにも見えますが、なにかと不都合が生じることも予想されるので、基本通りにオイル交換も同時に実施します。
なお、作業はジャッキアップのみではなく別に安全対策が必要です。
参照:ホンダN-ONE(エヌワン)エンジンオイル交換の作業手順
ホンダ車のオイルフィルター
上の写真はN-ONEについていたHONDA純正のオイルフィルターです。
こちらはパルスター株式会社というところからホンダ車用として出ているPX-6という型番のフィルターです。カップレンチサイズ:65Φと書いてあります。
こちらはアストロプロダクツで販売してるホンダ車用A-331です。アストロプロダクツでは、これとは別にホンダ車用としてA-332というレアな型番がありますが、一般的に使われる写真のA-331が背が高いので、アストロプロダクツで迷ったら背の高い方を選んでおきます。
A-331の箱には純正番号:「15400-PLC-003」「15400-PLC-004」と記載があります。
純正オイルフィルターとPX-6を並べたところです。純正の方にはオイルが入っているので逆さにしていません。
オイルフィルターの取り付け方
オイルがある程度抜けたら続いて古いフィルターも取ります。
フィルターを外す際にはカップ式のものでない挟み込むタイプのフィルターレンチがあると外しやすいかと思います。カップ式だと滑ったり、古いものがカップに食い込んで取れなかったりします。
フィルターがなかなか外せないときは貫通ドライバーを刺す方法があるようですが私はやったことがありません。
オイルが滴り落ちている間、新しいフィルターのガスケット(パッキン)にエンジンオイルを塗っておきます。
エンジンオイルの滴下が少なくなったところでドレンプラグを元に戻し、いよいよ新しいフィルターを装着します。
トルクレンチを使う方法
オイルフィルターの取り付けにトルクレンチを使う場合、このようなカップレンチを使います。メーカーはPIAAでPX-6で指定されている65Φのサイズです。
車用のフィルターレンチはカップ式とフリーサイズタイプどちらが良いか
1から4の数字が刻印されているのはトルクレンチを使わない場合に締め付け具合の参考にするためです。
ここで普通のラチェットレンチを使うと締めすぎてしまうので注意。
取り外した純正のフィルターには締め付けトルクは10-14N-mであることが指定されていて、社外品でもおおよそこの辺の数字ではないでしょうか。
指定の締め付け角度で取り付ける方法
フィルターの取り付けの説明でよく目にするのが、ガスケット(オーリング)がエンジンの取付け面に着座してから3/4回転締め付けるという方法です。
写真のように着座した段階でマジックで目印を付けてから‥
4分の3回転締め込むと分かりやすいでしょう。
さきほどのカップレンチに刻印されていた数字はこの3/4の指標に使えます。
実際に締めてみるとこの4分の3回転は結構きつく締まる印象ですね。
N-ONEはオイルフィルターの交換が捗る車
通常、車のオイルフィルターはオイル交換回数の2回に1回の割合で実施が推奨されますが、これだけ作業性がよい車だと全く苦にならないほどです。
私も車をN-ONEにしてから自分でオイルフィルターを交換することが多いです。
こうしたメンテナンスのしやすさというのは、車の愛着にも深く関係するようで小さな車両ではありますが、私の所有感を充分満たしてくれています。
可愛い相棒ですね。
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