HONDA N-ONE(N/A)のオイル交換をしたときの記録です。普段、車屋に頼んだりもしますが今回は自分で交換してみました。
使用するオイルは、最近多くなってきた0W-20の低粘度な自動車エンジン用オイルです。オイル交換時に必要な容量は2.4Lです。
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使用した0W-20のエンジンオイル
ホームセンターで買ってきた省燃費車種用0W-20の3L缶オイル。
交換時N-ONEの走行距離は27,691kmで前回交換時から5,376km走っています。
オイル交換をするときに必要なもの
車のオイル交換をするにあたっては、その車種に適合するエンジンオイルが必要ですが作業を自分で行うには工具や消耗品を準備しなければなりません。今回はオイルの他に次のようなものを用意しました。
オイルと一緒に交換する消耗部品
ホンダ車用のドレンパッキン(14mm)が必要になります。今回はオイルのみの交換ですがフィルターを交換するときはオイルフィルターも準備します。
画像はファルコンのPH0207ですが、ホームセンターで探すなら他にもPIAA DP31(リンク先Amazon)などが見つけやすいと思います。
メガネレンチなどの工具
ドレンプラグを緩める際にはメガネレンチ、締めるときはトルクレンチ(画像は東日のQL50N-MH)を使っています。
軽量カップと漏斗を用意しましたが、ここは専用のジョッキみたいなのがあると便利。
作業に使う消耗品
パーツクリーナーとウエスがあると便利かと思います。あと写真にはありませんが、廃油処理パックを用意しました。廃油処理パックは使用時に中身のポリ袋と油を吸収する綿みたいな繊維を取り出し洗面器に入れて使っています。
エンジンオイルの交換作業
準備ができたら早速作業に移ります。走行直後はオイルが過熱していて危険ですので必要であれば時間をおいてから作業をします。
作業場所に少し傾斜があったので後輪に輪留めを設置しています。
N-ONEの場合は、左側を上げればドレンプラグに(フィルターも)容易にアクセスできます。ジャッキアップ後は安全のためリジトラック(ジャッキスタンド)を使用しました。
※実際には専用の工具や設備が必要で安全に十分な配慮をして実施する必要があります。
オイルの排出
オイルフィラーキャップを開けておいてオイルを抜けやすくします。
写真中央付近のボルトがドレンプラグですので、廃油トレイなどを置いた後にここを緩めて外します。最初は結構な勢いで出てきます。
排出中の様子です。
離れてみるとこんな感じです。
ドレンワッシャーの交換
オイルが抜け切るまで結構時間がかかりますので、その間にドレンプラグをパーツクリーナーなどで軽く清掃しワッシャーを交換します。
右のドレンワッシャーが使用後のもので中央部分が潰れています。左の新品と交換です。
新しいオイルを入れる
次に、オイルを軽量しておきます。
4L用のオイルジョッキがあると便利なのですが、3L缶なので軽量カップに600mLを抜いて缶に残った2.4L(おそらくピッタリであろう)をエンジンに入れます。
抜いたオイルが泡立つのと、入れる量が多すぎると心配なので気持ち600mLより多めに抜きました。
オイルが抜けきったら、ドレンボルトを元通りに締め込みます。
ある程度手で締め込んだ段階で周りをパーツクリーナーで掃除しておくと良いかもしれません。最後にトルクレンチを使用してしっかり締めます。
S07Aエンジンのドレンボルト締め付けトルク値は40N・m
※指定トルク値は40N・mですが締めすぎに注意が必要とのことです。
ドレンプラグを戻したらジャッキスタンドを外して下げます。確認や増し締め程度は車体を下げた状態でも手が届くと思います。
間違いなくドレンプラグが付いているのを再度確認し、新しいオイルをゆっくり注いでいきます。
写真を撮撮ってませんが、オイルゲージで入った量をチェックしながら入れていきます。
この後にキャップを元通りに締めて作業を終了です。こうして書き出してみると、オイル交換も細かい作業が多いものですね。
今回は走行距離が5,000キロを過ぎてしまってましたが、私の場合は交換距離を3,000キロ過ぎくらいに予定しておくとダラダラと5,000キロくらいになるので調度良いかもしれません。
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