車やバイクを整備するときのために東日製作所のQL50N-MHというトルクレンチを持っています。
出番はそれほど多くありませんが、自分が持っている工具の中で一番の優れ物です。
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東日製作所のQL50N-MH
QL50N-MHはトルクレンチとしてはオーソドックスで一般的な形状をしていて使いやすい製品です。
ボルトが指定トルクで締めつけられていれば、ヘッドが「カチッ」っと曲がるようになっています。
メーカーの東日製作所はトルク機器を専門に扱うメーカーで、ホームセンターで見かけるものではなく、プロが使う信頼性のあるトルクレンチを使いたいときは東日のトルクレンチを選んでおけば間違いないでしょう。
QL50N-MHの仕様
トルク調整範囲 | 10~50N・m |
---|---|
重量 | 約450g |
全長 | 約260mm |
トルクの設定範囲から主にバイクの整備などに使われる方が多いようですが、エンジンのオーバーホール等なんでもやっちゃう人はQL25N-MHも欲しくなりそうです。
私も、QL50N-MH買う際にQL25N-MHとどちらにするか悩みました。
後でどちらかを買い足すことを想定して、QL50N-MHを先に手に入れてみましたが、その後OHなどでエンジンに手をかけることもなくQL50N-MHだけで済んでいます。
それと、QL50N-MHは購入時にケースが付属しません。
使用しているオレンジ色の専用ケースが型番やサイズが異なる同じ東日製トルクレンチにも使えるもので別売りの物を用意しました。
機能や目的からも、他のレンチ類と一緒に工具箱へ入れておくのも気が引けたのでそうしています。
DIYで使うトルクレンチの用途
このQL50N-MHを購入したきっかけは、バイクのエンジンのヘッドカバーを脱着した際のトルク管理でした。
エンジンの整備には、個々のボルトへ締め付けトルクが指定されている場合が多くヘッドカバーも強く閉めすぎるとボルトが折れてしまうことがあるそうです。
他には車のオイル交換をしたときに、ドレンプラグを締め付けをチェックするために使っています。
(ボルトではないオイルフィルターは締め付けすぎが心配なので最近は手の感触で締めています。)
このエンジンオイルを抜いた後のドレンプラグの締め付けも、実際に必要なトルクがどれぐらいなのかはトルクレンチを実際に当ててみてないと、締めすぎか、緩すぎるのか全くわかりません。
その点を熟知するためにも、トルクレンチは誰かに借りるなどしても良いので一度使ってみる価値のある工具でしょう。
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