ボード壁に使ったアンカーの内側はどういう状態になっているのか?

中空壁用アンカー

壁にモノを吊り下げたい時に取り付ける中空壁用アンカーは中の様子がわからないこともあってDIYでの使用に不安を覚えることがあります。

この壁用アンカーは実際に壁の内側ではどのように固定されているのか切り抜きの壁材で検証してみることにしました。

13mmの住宅用壁材に使うウォールアンカー

今回テストに使う切り抜いた壁材の厚みは約13mm。

約13mmの切り抜き壁材

撤去した古いエアコン室内機の固定に使われていたアンカー用のボルトが手元にあって、これと同じ長さのボルトが使われいる中空壁用アンカーを探してみることにします。

近くのホームセンターで見たところ、同じ長さのボルトが使われているのはW-416という型番の商品でした。

隣にある他のサイズも調べてみるとワンサイズ小さいW-412も適応壁厚が5~13mmとギリギリ13mmには使えそうです。

ボルトの長さが同じだったW-416のほうは使える壁厚が10~16mmとほぼ真ん中で問題なさそうではありますが、柔らかいボード壁への固定には小さめの方を使えば締め込み不足にはならないのではとも考えます。

強度の表示はW-412、W-416のどちらも34kgfと表示されているので違いはW-416のほうが3mm厚い16mmの壁まで使えるというところでしょう。

W-412

そんなことから、今回のテストではW-412のほうを選んでみることにしました。

アンカーのサイズを確認

アンカーの太さ約6.6mm

選んだW-412のアンカーは壁に入る部分の太さが約6.6mm。

壁に入る部分9.7mm

固定される部分の長さ(奥行)が約9.7mmです。

サイズが小さいほうがピッタリフィットしてくれると期待していましたが逆にキツメかもしれません。

サンプル壁材への固定

この種類の金属製ボードアンカーの設置方法は、壁にドリルで穴を開けてからその穴にアンカーを差し込み付属の工具でアンカー本体を固定品がらボルトを回して壁の中で金属の爪を開いて固定するというものです。

設置箇所に穴を開ける

用意したアンカー用に指定されているドリルの径は9mmとDIY工具としてはわりと太めのサイズ。

7.5mmのドリルの刃

7.5mmの刃

セットしたドリル

以前にも9mmのドリルを探したことがありましたが、DIYでは他に使う用途もなさそうなので手元にある7.5mmで代用することにしました。以前にエアコン設置でつかったときもこの7.5mmを使用しています。

小さな下穴

穴をあける場所に先にキリなどで小さめの下穴をあけてからドリルの先を刺していきます。

ドリルで穴開け作業

ボード壁は柔らかく何の抵抗もなく貫通してしまいます。

本体を固定する

ボードに開けた7.5mmの穴

開いた壁穴にアンカーを入れる前に挿入されているボルトは抜いておきます。

下穴にアンカーを入れる

指定のサイズより径が1.5mm小さい穴でしたが指で押すだけですんなり入りました。

レンチの形状

突起が3つある方を使ってみる

付属の供回り防止用のレンチは、パッケージの裏に使用方法が書いてありますが簡易的な説明なので分かりづらい部分もあります。おそらく4mmのボルトを使うアンカーでは突起が3つある側を使うのではないかと思われます。

下穴にアンカーを入れる

まず、アンカーの取り付け位置を画像のように文字が左上になるように固定。

レンチを当てる角度

狙った穴に突起の一つを当てる

矢印の部分の穴をレンチで押さえる要領で使うことにしました。この辺の細かな部分が袋に書いた説明では分かりません。

ボルトを締めこむ

 ボルトを入れる

アンカーを壁にピッタリと押し込んでから、その上に付属の供回り防止用のレンチ(工具)を重ねてボルトをねじ込んでいきます。

締め付けはじめ

工具のつまみを手でしっかりと固定してドライバーを使いボルトを締めます。

締め付け中

大きく開いているがまだ締まる

さらに締め付ける

壁に金具がめり込み始める

ドライバーを持つ手になかなか締まりきった感触を感じませんので締め付け過ぎないようにだけ注意したいところです。

締め付け完了

壁の中でアンカーが開ききったところでボルトを回す際の抵抗が強くなったところ固定が完了です。

画像の状況から壁裏で金具が食い込んでいるのが分かります。金具が潰れすぎて不安なときはワンサイズ上のW-416にしても良いかもしれません。

この締め付け時のアンカーの固定と締め上げ完了の見極めが、実際に何個か取り付けをしてみないとコツがつかめないので注意が必要です。

締め付け後の表面

最終的に締め付けが済んだ状態での表側はこんな感じです。

最初の固定位置からずれもないため、こんな仕上がりで問題ないかと思われます。

中空壁用アンカーの選定について

以前に記事として公開しているDIYでのエアコン設置では、取り外したエアコンの固定にも金属製のアンカーが使われていたのでW-412と同等品を使い取り付けています。

この金属製の中空壁用アンカーの取り付けには慣れが必要で、経験がなければ実際にDIYで使うには難しいかと思われます。

ただし、サイズが的確に選定されていて施工が完璧であれば、この手の金属製のアンカーは安定して固定が可能なものでもあります。

また、中が空洞になっているボード壁では作業の正確さも必要ですが、アンカーだけでなく安心して固定できる間柱をいかにして有効に活用するかも重要なポイントになってくるでしょう。

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